ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

ひとりばっかりずるい〜ってこと?

 

4、5年まえに、天然酵母のパン屋さんの店の内・外装のデザインをしました。

女性のオーナーさんが何人か人を使ってやっていたようです。

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こんど店をたたんで、ご自身の実家に移して、石窯で工房っぽく作家?っぽくパンをつくりたいとのことで、ご実家の改装もろもろをすることになりました。

きのう打ち合わせで、上司が

「店、辞めて従業員なくしてひとりで、それも実家にこもってパン作って売るなんて、もう彼女は終わったよね〜!」

というので、正直 自分、何言ってるのかよくわかりませんでした。

そのパン屋のオーナーさんの古い友達も、同じようなこと言ってたそうです。

なんかその彼女を見下した感じですよね。

たぶん、経営者としては、がんばって店借りて、従業員使って仕事するのが良いのだ!これからもっと大きく発展させて行くの本当だ!・・・ということでしょう・・・だから、実家に帰って好きな時にパン作って苦労無し!・・・なんていうのは許せない!ってことだと解釈。

これって、こういう感情って、嫉妬?悔しさ?

まえに書いたけど、「負け組になったらおしまい」って言ってるわけですよね?

自分は、そのオーナーさんが、もう店経営するのが面倒になってパン作りにひとすじになりたい!とおもって楽な実家に戻った・・・ということ、で、それで「良かったですね」ってそれだけで話は終わるのじゃないか?と思うんですが、

なんで、「もう彼女はおわったよね〜!」って言うのでしょうね? 

自分にはまったく理解できないですし、ほんとうは、心の中でちょっと怒った。

こんな小汚い言葉?中傷?見下すようなこと、よく言うよなー!って。醜いなーって。

あー、やだ、やだ。最近、人のこういう汚い感情に、敏感になってます。

何でだろうって、理由を考えるくせがついてるので、今回も考えてみました。

たぶん、コンプレックスです。絶対。

文句言うほうの人が、コンプレックス持ってるんだとおもいます。

パン屋のオーナーさんは実家に戻って、家賃無しでいつでも自由にパンつくれて、従業員いないので給料払わなくても良くなって、もう苦労無し!っていうことが、自分たちにはやろうと思ってもできないし、羨ましいな、というコンプレックス。それと、ねたみ。経営者はこうであるべき〜!っていうのは方便で、じつは彼女が自分より自由で、苦労がなくなって、うらめしい、ずるい、羨ましい、ということだと思いませんか?!

身体のコンプレックスよりも、感情のコンプレックスって、自分じゃわからないので厄介ですよ。知らず知らずに出る。それも攻撃的で、汚い中傷の言葉として。

 

最近、人の話に流されないように、ちゃんとひと呼吸置いて考えるようになったおかげで後で悩むこと少なくなりました。&、ブログで告白できるし・・・