おとこひとり

59才おとこ・筋トレ・服・デザイン・時代・哲学

中国製をどこまで気にするか?

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made in ・・・を、気にします。とても気にします。とくに ” made in china ”

中国人さえ自国のものを買わずに、わざわざ日本に来て日本製を大量に買う時代。化粧品や薬や食の世界は、服よりも、最もmade in china を気にする人が多い。いろんな事件がしょっちゅう発覚するからだ。しかし、服に関しては着れりゃー何でも良いの。って思う人が多い。戦後だいぶたっているのにファッションは未だに贅沢品なのだろうか?消費はもったいない、からだろうか?口から入る食べ物は何処産だかを神経質に気にするのに服は気にしない。そりゃーそうだ。服なんて体に害を及ぼさないんだから・・・・。でも、精神的に「気になる」っていう害を及ぼす。いいかげんな食い物で被害が出た国の服を着てる・・・モノによっては縫製が悪くて糸くずが出てる商品もあるが、無頓着な人は気にならないのだろう。自分はそういうものを持ってるというだけでその商品には罪はないが、クローゼットの中でそれを着るのを避ける。結局、いいものを選んで着る。たまった服を断捨離するのに、一つの選択肢はmade in chinaを捨てる。

欧米のブランドがブランドの名前だけ日本の会社に貸して、日本の会社が商品を作るライセンス契約では、海外の有名ブランドのタグを付けてはいるが、品質表示にmade in china とあるのがほとんどだ。たとえばバーバリーなどはバーバリーブラックレーベルなどという名前にして低価格帯の服をアジア方面で作っている。安く作るには中国の工場で作るしかないのだ。生地やデザインは本国で、生産が他国で、ということだが、それもいまはすべての材料をも他国で安く仕入れて利益を出す、というのが普通である。出来上がった服なんてどこで作ろうがそれほど違わない。が、生産した場所が問題なのだ。食い物と同じで作ったところが問題なのだ。食の世界と違って、服の生産国はイメージの問題だといってもいい。たとえばユニクロの下着や靴下、服もほとんどそうなのだろうが、安く作るのには当然第三国でしかないのだ。どこで作ったか気にしない人は、服にお金をかけるのはバカらしい、と思っている人たちだ。ユニクロはファッションブランドというよりもはや日用品というジャンルである。

先日、リニューアルして売り場が広くなったユニクロを見に行った。チェックのネルのシャツがたくさん売っていた。価格は¥2,980。生地は紙のようだった。ネル特有の毛羽は少しだけあるが手触りで材料が安物とわかる。これは生産国以前の問題だ。買いはしないがどんな商品があるのか見て歩くのは面白い。ウールのダッフルコートがあった。遠目ではなかなかいい感じではあった。しかし、よく見ると何かが違う。申し訳ないが高級感というもの?品格というものがない。Tシャツに品格はあまり求めないがダッッフルコートのような伝統的なデザインのものを売る場合、品格は必要である。違いを聞かれても、どこが?と言われてもわからないが、生地の雰囲気だろうか?商品のたたずまいに、立派さが無い。安いと思ってみてるからだろうか?

1枚¥2,980の商品を3枚買うと ¥8、940になる。安いものをたくさん持つ充足感を取るか?良いものを1枚にする賢い選択をとるか?量販店に行くとつい安いものを大量に買う、いわゆる「安物買いの銭失い」だ。

違う場所で「無印」を見に行った。無印は服なんかより雑貨が面白いのだが、メンズの服はどーしようもない感じ。といいながら夏にはリネンの半袖シャツ2枚も買っている自分だが、全く気にいってない。これはもう断捨離の対象である。

日用品に日本製を求めるのはかなり厳しい。一番使う日用品と言えばティッシュだ。ティッシュも昔は北海道に工場があってほとんど日本製だったが、いまやメーカー品でない安いものは中国製だろう。このティッシュは直接肌に触れるものだ。文房具や食器とは違う。かなり気にするに値する。しかしティッシュ産地を気にする人はどのくらいいるのだろうか?