仕事で、レストランのメニューやヘアサロンの内装、その他、ちまたに売られる商品や、企画・デザインといった仕事が入ってきます。 が、ざっくり言って、モノでも人でもヒットするには簡単な方程式があります。コレを通過しないとヒットまで行き着かない、という感じでしょうか。
SEX and the CITY では、プロモーターのサマンサが、若いハンサムな恋人の、モデル兼俳優のタマゴのスミスをスターにするために派手な広告を打ち出します。
サマンサが言うには、ブレイクするには順番があって、まず、
1)ゲイ
最初はゲイに人気が出ること。ゲイは流行りそうなモノ・新しいもの・おもしろいもの・キレイなモノを、いち早く見つけるのが得意なのです。(本人が言うのだから間違い無し)
その次に
2)ティーン
10代のヤングの話題になることが重要です。彼女達のパワーはすごいものがあります。コレが二番目。ピコ太郎もライン、みんなこの流れで流行ってます。
水面下の流行に、業界が食いつかないわけがありません。最後は業界が食いつき、流行は決定です。
という流れです。
ユーミンこと松任谷由実は一時代では爆発的なすまじいヒットをしていましたが、ある時期、アルバムも売れ行きも少なくなってしまいました。自分も10代からずっと好きでいましたが、デビュー当時のユーミンは上の方程式がぴったり当てはまります。しかし、いろんな歌手が出てきている現代、今のユーミンには10代のファンを捕まえるのはとても難しいのです。つまり、今でもゲイには人気があるもののティーンには目新しく写らず、昔のようにはいまいち流行らないのです。
商品とかの流行ものではなく、人の人気度、を計るのもコレ使えると思います。
逆を言うと、ある女性や男性が、まわりからとても好かれる人であったなら、その人は、ゲイに好かれる人柄であり、10代から接しやすく、素敵ネと言われるファッションや言動である、と言えます。
なぜかわからないが、ゲイとティーンに人気があるものは平和で楽しいものばかりです。
つまり、何が言いたいかというと、むずかしい顔をして頑固で暗い人生を歩まないために、ゲイとティーンを味方につければ人生は楽しい! と、いうことです。