ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

きのうの行動・初めてのバー

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きのう駅へ向かう途中、携帯電話とiPad WiFi といった通信機器一式を持って出るのを忘れたのに気がついた。しかし、戻るのは時間はもったいないし面倒なので、まぁいいか、とそのまま出かけた。その結果、視界は外界に集中し、まわりに居る人間、その辺にゴミのように居るスマホ依存症の奴ら、見た目危ないかもしれないヤツ、だらしない女、景色、ファッション、などなど、まじまじ目することとなった。最初、通信機器を持ってない不安はあったが、しばらくして、どーでもいいという気になった。そして、通信機器がない「楽さ」を実感した。つまり、どこからも誰からも連絡を受けられない、自分も出できなという不安ではなく開き直った「開放感」である。 引きこもった自分だけの世界には無い空気を吸う意識や風や騒音や、そういったあたりまえの活気を確認できる。

夕方、初めてのバーに入った。

初めてだが情報は少し収集していた。 午後7時、客は2人。15人座れるカウンターの真ん中より出入り口に座った。焼酎のウーロン茶割りを頼む。マスターは奥で客と話していて自分には手伝いの若造が、たどたどと目の前で接客をしている。映像だけの大画面のモニター。しかし、カラオケはあえて置いてないとあとで聞いた。 5分ぐらいしてひとりの客が入ってきた。その客を見ると7年前によく一緒に呑んだ年上のダンディな人であった。思わぬところで再開したので楽しく呑んで話して過ごした。カラオケのないバーでは、大酒を食らう客ではない限り、ぽつんと何もしゃべらずじーっと過ごす人が多い。楽しそうに誰と話すわけでもなく、自分から話題を提供するわけでもなく、そういう客を見てると、もっと解放すればいいのに、と思うが、年齢、経験、などなどが必要で、自分を解放することはむずかしい。