おとこひとり

59才おとこ・筋トレ・服・デザイン・時代・哲学

フェイクムートンは写真映えするだけで実際は安っぽい

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ムートンのコートかジャケットを買おうか?と見回っていると、フェイクムートンのコートが目についた。フェイクである。 写真で撮るとまあまあチープでない感じもするがメンズのほうはフェイクのくせにMORGAN HOMME で3万近くする。女性のほうも2万ちょいだったか。本物ムートンよりも安いが、その価値は軽さと気軽さしかない。逆効果は限りなく「安っぽい」ということだ。

実際はどうかと電車内でフェイク着てる人を探して見ると、やっぱりかなりのチープさであった。今やフェイクのレザーは軽くて汚れても気にすることも無く人気があるが、やっぱり、その肌合いと質感は石油系そのものであるし、着ている人はどこかホコリっぽくモサモサしてるツヤのないファッションの人が多く、フェイクムートン&レザーの服は絶対買ってはいけない!と思った。とくに黒ではなく薄い色系は気持悪いツヤがあって恐ろしいほど安っぽい。小学生か中学生の服だったら良いが、いい大人がフェイクのアウター着てるのは、どんなにデザインされわざとフェイク使ってる風な服でも、着てる人の価値は確実に下がる。

駅の反対側のホームに、80代ぐらいの品の良いおばあさんが、ダークグレーのミンクのロングコートを着て、しっかり立って電車を待っていた。スゴく自然でイヤミ無くステキだった。このおばあさんが、フェイクムートンであったらどうか? もう、悲しく情けなく、の一言になる。なぜって、高齢になり今まで積み上げた人生の重さがあるということは、本物が似合う、ということで、本物を着ないとただの落ちぶれた年寄りに見えるのである。年齢と着るもののバランスは大事である。だからまだヒヨッコの小学生がムートンのダッフルコートを着てても不自然ではないのである。

そんなフェイクムートンは写真映えはするが、実際は石油、つまりポリエステルそのものであり、どんなにファーの質が進化したと言ってもポリの均一の表情は安っぽさ意外何ものでもない。

 

スパに行く途中に巨大なマンションがあって、その駐車場へ30代ぐらいの両親と男女の子供が入っていった。子供は小学生1、2年だろうか、2人とも、やたらオシャレしている。そのオシャレはアウトドア風のファッションで色は赤や黒など目立つ原色で、ところどころに白黒のボーターを入れたりして。で、その男親は黒い薄手のダウンの上下(パンツはヒザ下がニット)にウールハット、母親はブラウン色のロン毛を振りかざし(カッコはよく見なかった)、なんと目立つ親子。子供が異常に気張ったファッションしているので痛々しい。親子4人がすごいガンバってる感在り在りのファッションだと、あぁ、日本はやっぱりアジアなんだなぁて、思ってしまう。生活水準は高いが、「洋服」というものに関して「自然でステキな感じ」というものがない。簡単に言うとアジアに多く見られる足しすぎコーディネートである。気取りすぎてるファッションよりは好感度あるが、日本は幼稚なファッションが主流であると言える。