ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

死んだらすべてがリセットされて、仏様のように「良い人」になど絶対にならない。死んでも、生きてたときと同じ性格のままである。

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これから書くことは、すべて想像の話である。

しかし、

想像だが、「感」で「リアルである」思っていることである。

 

きのう書いた、「権力を持つと暴君になる・・・」
と言ったことに関して、
そういう人たちは、自分をふりかえることも、自分をリセットすることもせずに、現状を維持することを画策して、ウソや、ズルいことを考えて、生きのびてゆく人たちである。

少しでも人を落し入れようとしたり、
わがままで迷惑をかけていたり、
人をだますような行為をしたり、
そういう人たちを、まとめて「自分勝手な人たち」と呼ぶことにする。

 

「自分勝手な人たち」のほとんどは、
今、生きてる間に、自分を反省することもせずに、
散らかし放題、散らかして、
人に迷惑を、不快感を与え、ズルいまま死んでゆく。

自分勝手な人たちは、大小の差はあれども、
「自分がすべて正しい」
「罪悪感が無い」
という点では、共通している。

そんな彼らが死んでから、どういった状況になるかと言うと、
生きていたときと変らず、同じく、わがままで自分勝手な「魂」として、漂うのである。

 

死んだら、すべてがリセットされて、
仏様のように「良い人」になど、絶対にならない。

 

どこかのお寺お坊さんが、

「死んだら人は皆、仏様になります」

などと言ったことを、人は、

「ああ、仏のように良い人になるんだ・・・」

とまちがった解釈をしたのです。

 

死んでも、生きてたときと同じ性格のままである。
すべては、生きているときに解決や反省しないと、
死んだからといって、何も解決しないのである。


そして、
本当につらいのは、死んでもなお自覚が無く生きているときに反省をしなかった彼ら自身なのである。それは、「自分勝手な人たち」というのは、死んだらすべて終わり(リセット)だから、生きてるときに甘い汁を吸いたいだけ吸うんだ!と、思っている人がほとんどだからだ。

 

死んだ「自分勝手な人たち」は、
同じ周波数で、同じ欲の深い、同じ志向の人間(生きてる人)に同調して、さらに悪知恵をエスカレートさせる。
だから、
街に、社会に、不可解な現象がおこったり、
妙に悪運の強い人がいたり、
いつまでも無くならない悪が存在したり・・・

 

追記

「人は、自分が蒔いた種を、つみとることがでるときに、生まれ変わる」

という、輪廻転生を信ずるならば、

彼らは、前の人生の代償を、次の適当な時期に、払わなければならなくなるのである。

つまり、人をだましたり、人を利用して私利私欲に走ったり、

そういう「自分勝手な人」は、

自分自身の状況、体、精神、などに、ネガティブな状態として現れる。

その代償は、非常に重いものになる。

作用、反作用、の論理・・・である。

死の床で、「ごめんなさい、私が悪かった」と言っても、

もう、おそいのである。

 


・・・まるで、見て来たようなことを書いているが、

たぶん、そうであると「自分の心」が言っている。