↑マフィアのボス
↑ファッションブランドで、「COSA-NOSTRA(コーザ・ノストラ)」と言う名前のブランドがある。
代官山でデビューし、3〜40年ぐらい続くブランドだそうだ。
この名前、どこかで聞いたことがあるな・・・? と、前から思っていて、調べた。
コーザ・ノストラとは、イタリア語で「我らのもの」を意味し、一般的にはマフィアとして知られている秘密結社的犯罪集団とされるが・・・とある。
世界最大の犯罪組織マフィアを作り上げ、マフィアのボス・オブ・ザ・ボセス<ボスの中のボス>として君臨したラッキー・ルチアーノの姿を描く・・とある。
つまり、犯罪集団の名前ではないか!
しかし、「我らのもの」という正式な意味が本当だとしたら、それはそれで普通であるが、一般に知れ渡ったコーザ・ノストラの言葉のイメージとしては秘密結社的犯罪集団、である。
コーザ・ノストラという生命保険診断士、を見つけた。ありえん。
時代がちがう今となっては、コーザ・ノストラといってもピンとこない人たちばかりだろうが、しかし、他の意味に「秘密結社的犯罪集団」があるというのは、失敗じゃないだろうか?
誰かが、その名前の団体の被害者であったなら、いい気持はしない。
インパクトをねらって、過激な名前をつけるのはだいたいがファッションブランドである。毛沢東という名のカフェも香港にある、が、会社=団体に、クリーンではない名前をつけると、カッコいいね!良いんじゃない!では、すまないのではないか?
きょくたんに言えば、「オーム保険会社」とか「オーム」なんていうファッションブランド名、普通、付けないわけで、誰も付けない名前がカッコいいのだ、と言う軽いノリを反省して、考えたほうが利口である。
反社会的な名前、、以外にも、あざといと思う名前がある。
そういう名前付けるのって、注目されたいためだけの付けたの?普段に使う、重要な言葉なのに、何でオマエらの名前にする?
その名前は SEKAI NO OWARI である。このバンド名、出たときには横文字ではあるが、これはよくない。だめ。こういう言葉を簡単に使ってはいけない、と。
日本人にとって、言葉には昔から「言霊」といって言葉には魂が宿っているのである。それは、呪いや祈り、まじない、詔、すべてにおいて実証されている。だから、軽いノリで名前をつけたら、大変なことになるのだ。