おとこひとり

60才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

丸井のメンズ売場の演出の痛々しさ

先日、上野の丸井に、靴のヒモをさがしに、メンズ売場がある5〜6階にいって、ぶらっとして、今どんな物を仕入れてるのか?見まわってみた。

平日の昼ごろなので、人は2、3人しかいなかったが、売場の照明や什器、それらが、あまりに間接照明を多用して、、そう、まるで、できそこないの博物館のような、服に何でそんな演出するのか?と、いまはもうダサい&古いと感じる売場であった。

これを「高級感」というのなら、それは旧時代的である。

客の敷居が高くなる演出としては、暗い店内に間接照明でドラマチックに見せる方法、黒色と鉄とガラスと直線で構成する方法、などがあるが、日本橋髙島屋にいたっては、建築からすでに、このように客を拒絶するような上から目線のデザインに終始し、売場から受ける精神的ダメージと、人工的でおもしろさのない売場に経営陣の老齢化を感じる。

髙島屋を見本にしたような、上野丸井のメンズ売場にあったのが、三陽商会バーバリーブラックレーベル・クレストブリッジという長ったらしい、いかにもなブランド名をつけた、バーバーリーが去ったあとのブランドである。その店頭のディスプレーをエスカレーターごしに見て、おどろいた。

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※画像は売場のイメージを再現した合成です。

この画像のような、非常にオーバーなディスプレーであったのだ。まるでエジプトの博物館にあるツタンカーメンのマスクの展示のような、正面に大きなガラスのわくに一着、「どうです、すばらしいでしょ・・・」と言わんばかり。

服をここまで ”あがめ奉る” 風に演出することの”かんちがい”に気がつかないスタッフや経営陣の、どこかずれた意識(たかが服である)と痛々しさが感じられて、気分が悪くなって、早々にエスカレーターを降りた。

このブランドは、ほぼすべて中国製であるし、価格もレザージャケット(メンズ)で高くて4、5万、平均2万前後であり、何か職人的の技術が売りであるわけでもなく、客は、おごそかな演出でかんちがいして物を買うほどバカじゃないことに気づかないといけない。