呑み屋にて・・・
あぁ、 酒など、 不毛・・・
と、ほんとは いつも思う。
これは 言い訳できない、りっぱな依存症。
そんな呑み屋で深夜に話したことは、
死ぬ時期や、介護施設や、老人ホームや、そんなまじめな話をして、やはり、人というのはそれぞれに、価値観と、考えが、まったくちがうということに、あらためてわかった。 同じ考えの人など、いない。
だから、「人と話すのはおもしろいんだ」、と言う人もいるだろう、
でも自分は、
だから、人と「良いか、悪いか」なんて、話すのは不毛だ、と思う。
議論するのが好きな、昭和生まれの学生運動時期の中年は、新宿ゴールデン街に、いまだにいるだろう。かれらは、ただの暇つぶしに、ストレス解消に、酒のつまみに、議論し言い合ってるだけだ。
でも、そんな、人生の、生き方の問題の価値観の話でくいちがうと、今まで仲良かった人も(夫婦も、恋人たちも)、縁が切れて、別れ話になるような気がする。
いや、それは、自分だけだろう、と(たぶん)思う。
だから、人とは、くだらない話だけをしてるほうが、波風なくて良いんだと、自分に言い聞かせて、適当に生きる。
だから、だれとも親しくはなれないし、ならない。