粋(いき)って、カッコいい。
年をとるにつれて、粋に生きたい。
「粋」は、シャイな気持から発した考えだと思う。
めんどくさいヤツだと思われる、紙一重な感じである。
粋とは、
- 知ってて知らんフリする。
- わざわざ説明しない。
- 人の恋路は知らんフリする。
- 人のためにしたことを言わない。
- 人に恥ずかしい思いをさせない気づかい
- 弱者に何も言わずにゆずる。
- 目で会話する。
- あ・うん(阿吽)の呼吸。
- 風を切って歩く。
- 服の裏地に凝る。
粋 の反対は、
やぼ(野暮)
である。
やぼ(野暮)とは、
- デート中の友達に声をかける。
- それを見かけた、と報告する。
- 食事をおごると言ったのに割り勘にする人。
- 年寄りに”いつもお元気ですね?”という人。
- 「私のこと好き?」って聞くヤツ。
- 荷物もってあげようか?って言うヤツ。
- クイズの答を先に言ってしまうヤツ。
”年寄りにいつもお元気ですね?” というのは、一見、誰でも言いそうだが、「年をとってる人は元気じゃないのが普通だ」、という概念があるから言ってしまうのであって、本当は失礼に当たる。「どうしてそんなに元気なんですか?年とってるのに?」って、言ってるのと同じだから。
60代以上の年寄りにならないと、
何をしても粋にはならない。
粋には、年齢制限がある。
と、言っておこう・・・