「医薬品」と「医薬部外品」のちがいって、正確にわかります?
「医薬品」のなかには、
■ 要指導医薬品
処方箋の薬・医者の診断が必要
■ 第一類医薬品
薬剤師が必要
■ 第2類医薬品
薬剤師・販売者が必要
■ 第3類医薬品
薬剤師・販売者が必要
などがある(そうです)。
さて、
ずーっと、思ってたのですが、
「医薬部外品」
の、
ー部外ー っていう、言葉。
この名前の付け方に、センスの無さと、疑問を感じます。
ー部外ー という、仲間はずれ的な言い方に、
医薬品、に なれなかった効果の薄い薬、
そんな、悪いイメージが、ひしひし伝わってきます。
実際は、効果がうすい、というのは正しいらしいが、
それなりの役目を持った薬である。
だから、
部外品 などという、
いかにも低ランクであるかのような言い方は、まちがっている。
文献によると・・・
「医薬品」とは?
厚生労働省より配合されている有効成分の効果が認められたもの。
病気の治療や予防に使用されることが目的。
「医薬部外品」とは?
病気の「予防」が目的。
医薬品よりさらに作用の弱いものが医薬部外品。効果・効能が認められた成分は配合されているが、疾病などに対する治療効果を発揮するものではく、効果・効能が “期待できる” 範囲のものである
(口中清涼剤、薬用歯みがき剤、薬用せっけん、薬用化粧品、制汗スプレー、腋窩(えきか)臭防止剤、生理用ナプキン、入浴剤、薬用クリーム、ベビーパウダー、育毛・養毛剤、染毛剤、殺鼠(さっそ)剤、殺虫剤、除虫剤など)
このように、それなりの役目をもっている薬品であるわけだ。
だから、最初に「医薬品」ありきの「部外品」、という名前にしないで、
「医薬部外品」という名前はやめて、
生活薬
っていう、名前にしたらどうか?
「薬用」とか言うのも、ますます、わかりづらくなるのでやめて。
ファッションでいえば、「医薬品」はフォーマルウェア、
「医薬部外品」はカジュアルウェア、
と、いう感じではないだろうか?
だから、日常に必要な物であから、
生活薬
または
日常薬
と、したい。
............................................♡
もう一つあります。
「不妊治療」という言葉。
赤ちゃんを授かりにくい女性が治療をすること、
これをきくたびに、「へんな言葉だなぁ・・・」と思う。
「妊娠」するための「治療」でしょ?
だったら、「不妊」の「治療」っておかしい。
不妊 の人のための 治療
ということだが、
不妊 にするための 治療
って、言ってるように思わない?
まるで、不妊になるための治療と言ってるようで・・変だ。
不妊をなおすための治療
なのだから
不妊ー治療
と縮めるのが、おかしい。
病気の場合、たとえば「ガン治療」のように、病名のあとに「治療」ということばがつづくが、普通に言ってるこの言葉、変だな、と思う。
そもそも、こういう言葉の続き方すると、ネガティブである。
治療しているのに、ガン、ガン、ガン・・という単語が頭にひびき、無意識に「ガン」が頭からも体からも離れない感じである。
「ーーをなおすためのー治療」という言い方じゃなくて、
「健康になるためのー治療」と、言うべきである。
だから、現在の治療の言い回しは精神的にまちがっている。
「不妊治療」という言葉は、
「懐妊治療」
または
「おめでたレッスン」
または
「マザース・ケア」
とか、とにかく、
前向きなイメージを持つために、
幸せ感のある名前、治療をがんばれる、希望のある名前にするべきである。