おとこひとり

61才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

苦労話にはうんざり。「大変だったの!」って、だから何なの?

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観るとはなしに、付けているTVショッピング・・

すると、またまた、メーカー側の苦労話。

 

「このストライプ同士を切り替えて、下のラインをまっすぐにするのは、大変なんですよ」

と、のたまわってる。

 

だ・か・ら・・、

 

そんな大変だったら、やらなくて良いんですよ、ほんと。

だれも頼んでないので。

工場の縫製が大変だったことが、商品の価値、ではない。

絶対に。

とくに、ファッションでは。

商品は着るもので、縫製の技くらべ、ではないのです。

ファッションで大事なのはフィーリングです。

ハイファイセットの♬”フィーリング”を思い出す人は自分と同じ年代だな。

 

このデザインを、デザイナーが、

卓上でデザイン画を描いていて思いついたのでしょう。

絵ではストライプのラインを簡単に描ける。

たぶん、絵が良い出来だと思ったので、これを工場に作らせよう!と、思ったら、予想外に縫製が大変だった・・・・と言うことでしょう。

服に関して、「工場さん泣かせなんですよーこれ」と言う輩が多い。

これは、とくにファッションだけにとどまらない。

例えばある仕事に没頭するあまり、周りが見えなくなり、正しい言葉や考え方が無くなり、自分本位になってしまって、自分の苦労が作品の良さだとかんちがいしているのだ。

苦労=美徳、という構図が日本人にある。

手間ひまかけたものが、良いものだ、、、という思い込み。

 

モノを作って、他人にそれを説明する場合。

例えば会社の会議でプレゼンする場合、

 

「これは作るのがすごくたいへんで・・・」

 

と言う説明は絶対やめたほうが良い。

聞くほうは何もひびかないどころか、

「なに苦労話してるんだ、」と、思うだけであるのを、わからないといけない。

逆を言えば、簡単にできるものには価値はないのか?と、聞きたい。

その逆で、

苦労して作った=技術が足りない証拠

である。

ちょっとへそ曲がりな理論だが、そういうことだ。

 

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