お付き合いで、いきなりステーキを食いに行った。
300g、ウェルダン、ライス無し、で、柔らかくてもたれないで食えた。
¥2700円なり。
この店、 BGMの音が異常に大きかったので、文句言おうと思ったけど、場がしらけそうなのでガマンした。こんない大きい音をかける店でランチ食ったのは、もしかして初めてかもしれない。ディスコ未満、ではあるが、どうしたもんか・・・BGM自体、必要あるのかさえ疑問である。肉はまぁまぁ美味しかったがうるさいので行かないだろう。
市場調査(別に関係ないのだが)ということで、
暇つぶしにユニクロに行ってみた。
すごい久しぶりである。
自分はそこそこ、服の質と仕立てには目が肥えてると思う。
ユニクロをHERMESとくらべちゃうのも酷だけど、(←こう言うとイヤなヤツだが)物をくらべるのに最低と中間をくらべても、まったく意味が無い。
くらべるなら最高と、最低、もしくは中間がのぞましい。
そこでユニクロのメンズであるが、ディティールに入るまえに、もう店のまえから服の質感の匂いとポリエステル、つまり合成繊維の匂い(ホントに臭う。)が大量に押し寄せてくるのです。
その波を乗りこえると、まずは、紺、グレー、カーキ、そして茶色という色の波で「なんだかむさっくるしい」雰囲気である。メンズは。
こんな色しか無いのか? いや、色はベーシックだからしょうがないけど、大量生産型デザインのために、同じ物が同じ色で大量にあるビジュアルに拒絶反応が起こってきました。
ハッキリ言って、これらの服は、まったく着たいと思いません。
だって着たら絶対ダサくなるから。
ダサくならないようにするのは、顔を外国人にするか、ボディーをロナウドにするしかありません。それは、無理です。
ネットの写真で見るのと実際に服を見るのとでは、かなり違います。
実際見たので細かく批評すると、
いわゆるミリタリージャケットB2だったっけ? これ大変失礼な例えですが、工事現場監督がきるしかない質感です。 このポリエステルの固さったら、ない。固くても素材感がグッと来るようなポリではない。街着に着る服ではありません。さらにデザインというかパターンが「もさい」ですね。今回N01のひどいアウターでした。
ナイロンのパーカー。¥5990だったかな?
生地はナイロンなので薄くシャリ感があって、「しじら織り」のような細かいシワがあるナイロンで、でもこのナイロン、とても固いです。ナイロンってのはストッキングの素材ですから、どうせナイロンならもっと柔らかい生地を使わないと意味ないです。でも、それだと定価が高くなってしまうので無理ということでしょう。だから、素材はちがうけどスーパーのレジ袋を1回ぞうきん絞りして広げた、みたいな雰囲気です。とても安っぽい。
定番らしい?ウルトラライトダウンの薄いほうじゃなくモコモコのほう。
これ、柔らかさだけ見たら着ても良いかも?と、思ったが、問題は細部のパターンが築地のオヤジなのです。 ダウンの縫いしろの巾が大きすぎて、確実にデブに見えます。デカいボンレスハムのようです。縫製の数をケチったせいで、こうなるのです。今はこんなデカいだんだん巾には縫いません。ダウンのぬい方が昔のパターンで、でもポケットやファスナーが今のミニマムなデザインで、とてもちぐはぐです。思いっきりオールドなデザインにするには生地が今風なので、きびしいけど、このダウンではアウトドアにはならないしモードにもならないし、ナチュラルにもならないし、着る人の雰囲気が決められず、デザインに一貫性がないので失敗作でしょう。
ポリエステルの中綿ベスト。マットな生地。これはもう生地が「固い」の一言です。ナイロンダウンベストとの差をつけたのでしょうが、デザインは完全に昔のアメカジベストなので、丈夫そうな生地でレトロな雰囲気が逆に田舎もんになってしまいます。これも顔をアメリカ人にしないと着たら悲しいことになります。とにかく生地が固い=安っぽい。
しかし、唯一、このウォッシャブルセーターの一連は質感ともにいい感じでした。手触り感はまあまぁ。色もなかなか。しかし、これだけ普通の色とデザインで¥2990円という低価格の場合、2、3回洗って着たときが勝負でしょう。毛玉が出来る割合と型くずれが、どこまで大きいか?で、店頭で見たのとは違ってくる。それが高い商品との差です。
いつものように酷評ですが、レディースも素材は期待できないけれどデザインで何とかなってるので、同じユニクロでもメンズとは別物ですね。しかし、安そうで、そんなに安くない。平均¥5990円で、このデザイン&クオリティーだと、買うのもためらうと言うもの。
それ以上に一番の問題が、「同じ服が大量にある」ということでどの服も¥5990円の価値はありません。