ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

フェレットに咬まれて17年間闘病

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かわいそうなニュースだった。

それは、こんなニュースだ。

「公園にフェレットがいる?!ということで捕まえに行った警察官がフェレットに咬まれ、17年間闘病の末、きょう亡くなった・・・」というニュースだった。

ちょっと・・・これはある意味、とても気の毒だと思った。

ただ小さい動物を捕まえようとしただけなのに・・・

 

どこにも 大きくとりあげられない、

みすぼらしいニュースに思ったのだろうか?

オリンピックのマラソンの場所なんかより、もっと時間をさいて紙面をさいてネットのシペースをさいて、だれか見識のある人に意見を言って欲しい。

警察官という、通報されたらいかなければイケナイ職業だったから、よけいに気の毒だ。一般人が、しんせつで咬まれて、というのと訳が違う。これが一般人だったら、弁護士をたてて、誰の責任か?販売者を探し追求するのか?公園の管理者を責めるのか?もとの飼い主を捜して慰謝料を求めるのか?通報者の謝罪を求めるのか?

そんなゲスなことは、いっさい無かったと思う。

だってかれは警察官だったから。

かれは教育で一般市民の安全をまもる、という使命で行動したわけだから、殉職、といったことになるわけだけど、だからこそよけいに悔やまれるのだ。

 

フェレット飼ってる人、けっこういますよね?

咬まれて死ぬ・・・いや、これは野生化したフェレットの事だそうです。

野生化したフェレットには菌があるらしく、その菌の感染症で亡くなったのだそう。

なぜこんなことで、死ななきゃいけなくなったのか、運命を呪う?

フェレットが居ると通報した一般人が憎いだろうか?

あのとき自分が捕まえなければよかったか、

駆除専門業者に頼めば良かったのか? とか、

17年間も闘病を余儀なくされた人生は、何かを呪いたくなる。現在の医学で治らなかったのだろうか?自分だったらどう生きていただろうか?奥さんはいたのだろうか?ひとりだったら・・・

闘病の警察官と通報した一般人との、17年間のドラマは無かったのか?

ああ、あのとき・・・・と、きっとずっと、思い出していたに違いない。

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