ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

服の素材を考える

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あぁ、ついに11月が今日で終わる。うれしいような、むなしいような。

ここ最近、洋服の趣味が淘汰されてきたような、そんな気がする。 素材はもちろん、自然素材を重視した服であること。ポリエステルが入っていてもそれは効果として入ってる程度、5%ぐらいなら。使っていても何も問題無し。素材こそが服の決め手だ。

冬のダウンも、ポリアミド=ナイロン系はやっぱり安っぽい。モンクレールだってディベチカだって、ポリアミドをつかったダウンは、もう時代が一昔前、って気がする。でも、ウール調のダウンってあるけど、それはポリエステルだから固くて乾燥した生地で、さらに安っぽさが増すダウになるので、危険である。

自分で言うのもなんだが、こんなことばっかり考えてるので目が肥えてしまったのだ。普通の男よりも細かいところに気が付いてしまう・・・(普通の男じゃないから、いいか?)

でも、普通の男ってホントにつまらない服着てる。 だいたいが、ネイビーにブラックにグレーと、そんな色ばかりでしょ、街にいる男たちは。 素材に凝った男など見たことない。スーツに凝ってる男はたまにいるけど、そういうのは業界人だから、ちょっとうさんくさい感じがして、オシャレ上級者(ダサい言い方)まるだして、かっこよくはない。 高級腕時計はめてイタリア製のシューズに・・・すごく気持悪いでしょ、そういうの。いかにもオシャレしてますーオーラ全開だから。やっぱり男は無骨な感じをのこしつつ、どこかみんなと違う個性がでてる人がカッコいい。

服、というより全体の「着こなし」「コーディネート」だなと思う。男も女も、行き着くところ、洋服は「素材で決まる」と、つくずく思う。

しょっちゅう言うけど、通販番組で、

「これ、いー素材を使ってるのヨー、いいでしょ、これ」

って、聞かない日は無いくらい、皆、こう言うが、良い素材といってもそれはポリエステル100か70%か、つまり、ほぼ合成繊維なのです。石油です。それを「いい素材でーーー」って、言うことは、おかしい。

「良い素材」じゃなくて、

「(ポリエステルを使ってるのに)柔らかい素材です」が正解。

または、

「科学の力でここまで(合繊にしては)肌触りの良い質感に仕上がりました。」

でしょう?言い方は。

今流行ってる、ボア、またはフリースのジャケットたち。これら、すべてポリエステル100%の服です。ぬいぐるみみたいな服、フリースのアウトドア風のブルゾン、毛布の様な服。もともとアウトドア用だから雨に濡れても重たくならずに乾きも早く着る理由があるが、あれ、やっぱり素材がポリだから、街でオシャレに使うのは肌触りがキビシいと思わない?あの素材が顔に触れた時に感じる、ポリの乾いた人工的な気持悪さったら、ない。

こんな小さなこだわりを言ってる自分がイヤになるけど、みんな適当すぎないか?