琴線にビビビッ っときたバッグ発見。
2006年にデビューした、CARMINA CANPUS(カルミナ・カンプス)
FENDIの一族の女性が、辞めてオーガニック農園をした後、
この手作り感。
廃材使用のパッチワーク。
インドやメキシコなんかにあるハンドメイドのバッグなどとは違い、
どこかヨーロッパのセンスがある。
実際買って見てみると、アジアン雑貨とは違い、縫製と生地がしっかりしてる。
アジアン雑貨的なバッグや服はミシンの糸目が荒くてすぐにほどける。
しかしこのバッグ、素材こそリメイクであれ、縫製がしっかりしていた。
FENDIという色眼鏡でみてしまいそうだが、もし、
このデザインで現地の手作りでなくバッグ職人が手作りをしたなら、
別の雰囲気のある、かなりいい感じのポップなデザインされたバッグである。
写真のヨコにあるハットはGO SLOW CANVAS
刺繍で楽園のモチーフがされている。残念ながらMade in Chinaであった。
しかし、そこは妥協した。
こういうパチワーク、刺繍のアイテムは、
残念なことにほとんどがChinaなのである。
だから、今回のCARMINA CANPUSのパッチワークバッグは貴重なのだ。
自分のキャラクターというものを、一つの表現としたい。
何を言いたいかというと、一般の人において、他人からの見られかたの願望は、
悪目立ちせずに、
変な人に見られないように、
いい人っぽい感じに、
なるべくキレイめに、
ちょっとだけ遊びがあって、
とうのが他人からの見られ方の一般のコンセプトだと思う。
しかし、自分は違う。
ユニクロ的ピープルは絶対に嫌なのである。
他人と少しでもかぶること(人と同じこと)は恥ずかしことなのである。
シャツだけでも、ボトムスだけでも。
つまり見かけの問題ね。
ボディーも服も全部。
バレエ漫画で学習したのだか、
白鳥のオデット姫を踊れるのは名誉で正統派のバレリーナとされるが、
踊りに癖があったりすると、バレエではキャラクターダンサーと言われ、
クラッシックの踊りは出来ない、ちょっと卑屈な感じにとられているそう。
しかし、キャラクターダンサーは個性的で素晴らしいテクニックを持ち、
あのボレロのニジンスキーも最後には飛ばずに踊るという革命まで起こした。
このたとえは、ちょっとオーバーだが、
自分は「キャラクター的人間として見られたい」という願望がある。
だから、このバッグを持つのである。