死んだらどうなるのだろう? 永遠とは?
霊魂とか心霊とかになると、オカルトとして一般には敬遠されるが、
「哲学」となると、ヤバい感じ(宗教とか)は薄れる。
命は、永遠なのか? という疑問では、
命 そのものの定義が、必要だ。
命とは、心臓の鼓動なのか?
内蔵なのか?
魂 なのか?
意識 なのか?
「永遠でないもの (消滅するもの)」がある、ということは明白である。
その、「永遠でないもの(消滅するもの)」があるということは、
反対の「永遠」が存在しないと、成り立たないのである。
「無に帰すモノ達(消滅するもの)」の概念があるのは、
反対の「永遠」が存在するからである。
今、現実に起こっているか、見えているものすべては、いつか無に帰す。
「諸行無常」ということである。それはわかっている。
だから、
”無に帰す” ものがあるから、「無に帰さない」ものがある、ということなのだ。
つまり、
心臓が止まって肉体が滅んで無くなっても、
無に帰さないものが あるということだ。
無に帰さないものは、
「意識」だろう と、思う。
「死」とは、物体だけが無に帰すこと。
いま、モノを考えたりすることとは違うかもしれないが、
「自分」という「意識」は永遠に存在する。
そうではないと、
「死んだわ終わりである」という発想自体(概念)が、存在しないのだ。