ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

電車が急停車してパニック的な汗が一瞬出た

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昨日 午後4時ごろに電車が突然トンネルの中で止まった。

急停車した電車に車掌のアナウンス。

後ろから車掌が車内を先頭のほうへ走っていった。

いまはトンネルの中だ。なので不安になった。

2、3m離れたところの乗客の「ちっ!」っというイラついた舌うちが聞こえた。

この舌打ちが引き金になって、さらに不安になった。

電車が止まったからではなく、シルバーシートのに座っているその50代ぐらいの若作りした男のイラついた舌打ちの怒りの嫌な見えないモノが空気中を漂っていることで、状況が変わる。

パニック映画でも、こういう自分勝手な奴がことを大きくし皆の不安をあおる。そして、最後にこういう奴は悲惨な死に方をする。いや、映画だから、そういう死に方をして欲しいと監督が願って、観るほうもそうなって欲しいと思う、そのくらい、嫌なやつなのだ。

ほかの皆は静かに礼儀正しくスマートフォンを見たままじっとしている。

どこからか車体をたたくような「カン、カンカン・・」という変な音が響いた。

一瞬、皆、あらぬ方向を見た。

車外では車掌が誰かと何か叫んでいる(何言ってるかわからない)。

パニック障害ではないがパニック障害かも、と言う診断を昔(このブログを始めた時)もらったことがあったので、一瞬、恐怖が頭をよぎった。自分でパニックを作ってしまう状況が手にとるように頭の中でわかった。

シルバーシートのイラついた男以外は皆静かにしている、だから、大丈夫だ。と思い込ませて何も動揺してないふりをして自分自身をだました。

たぶん3分ぐらいだろうか、車掌のアナウンスのあと電車は動き始めた。

何も悪いことなど起こらないのに、起こるもしないことを信じて想像してしまうのだ。これがパニックになる原因だ。最悪のことなど滅多に起こらないと信じることができない。想像力が止まらなくなる。

あー しかし 閉じ込められなくてよかった。

※画像は今回の電車ではありません