相変わらず、街で、ニューバランスをはいてる女、いる。
ニューバランスはいてる女はピンキリ、でも、キリがほとんど。
もう何年か前の外国のセレブがたまたまはいてたのを雑誌編集者がネタがなくて拾って作り上げた妄想。
ニューバランスはどこから見てもかっこいいデザインだと思えない。
歴史はあるがファションとしての完成度が低い。だって、もともとファッションで作られたシューズじゃないんだから。
不細工なシルエット、上から見ると潰れたまんじゅうみたいだし、素材感もツヤがなく中学生や子供が好きそうな中途半端な質感がカマトトを感じるし、どこにも高級感ないし、オシャレの崩すアイテムにしては安っぽすぎる。
ファッションに持ってくるには無理がある。
新品でキレイでもどこか薄っ汚いオーラを発しているし、スニーカーをコーディネートを崩す要素で履くなら、ハイエンドブランドのかなり価格の高いスニーカーを履けば、イヤミであるがそれなりにファション意図は伝わるが、ニューバランス、オニツカタイガー、オールスター、アディダス、ナイキ、すべてのスニーカーは洗練されなさすぎでマニッシュとも言えず、もてない女を主張してしまう。
これだけ多いとあるパターンが考えられておもしろい。それは、ニューバランスはいて歩きスマホしてリュック背負って枝毛切ってる女がいたら見事にダサいをぜんぶ取り込んでしまってお見事と言いたい。
一言で言うなら、「小汚い」「安っぽい」「ビンボーくさい」である。
しかし、なぜこうもスニーカーを履きたがる女が多いのだろう?
たぶん、「楽でイヤミが無くてカジュアルで無難なシューズだ」と思っているのだ。
UGGもそうだ。
一応、皆はいてるし、オシャレさんに見えるだろうし、
自分にも履けそうなアイテムだからこれで良いか?ということだと思う。
職種にもよるかもしれない。 テレビの制作助手のADだったり、美大生だったり、演劇部員だったり、保育士だったり、もちろん想像だが、気取った靴じゃ仕事仲間からいじめられるかもしれないし、環境に合わないかもしれないし、ひとり浮くかもしれないし、オシャレして働くことにあまり関係ない職種の女がスニーカーを活動的で足が楽でという理由で選んでる気がする。もちろん子持のママさんも。
汚らしい。貧乏な大学生みたい。色気ゼロ。
若いから別に、って感じ。だけど3、40以上じゃキツい。
でも、デニムを取り入れて、イヤミのない清楚な服着てるのに
あたりまえのようにスニーカーを合わせちゃうと、
「私、生活が大変なんだ」って言ってるようなもんだ。
さらに、
「私セックス嫌いなの!」
「下ネタ、気持ち悪いわ」
「男は中性的な人が良いわ」
「色気ある靴なんて恥ずかしくて」
というところまで想像してしまう。
でも、当たってないか?!
男には(ゲイも)スニーカー履いてる女は、こういう風に映る。
こういう発想の女は良い女とは言えない。抑制されたぶりっ子である。
無理してもヒールのあるシューズはいてがんばってるほうがステキだ。
何も10cmのパンプスはいたほうが良いと言ってないのだから、1万円のスニーカー買うなら、もっとステキで楽で変に主張しないシューズあるはず。
ユニクロに勤めてた人の記事で、街で、着てる服がユニクロだとわかって価格もわかってしまうので、どんなにオシャレに着こなしていても安物である値段の方に気がなってステキに見えないという。ブランドに勤めてる人なら誰もが街で自分の売ってた服を着てる女性に遭遇するだろう。
スポーツウェアじゃなくキレイめ服にニューバランスを合わせよう!と作り上げた編集者が、街でそういう女性を見ると「テキトーに作った特集をまにうけちゃって、フッ」と、ドヤ顔になって見るだろう。
ニューバランスは歴史あるステイタスかもしれない。それはビトンのバッグ持つ女とどこか似ている。両者ともにデザインはダサい。「このコーデが流行ってるから」「こうすればステキだと書いてあったから」ということだけでスニーカーを履いちゃう女、ビトンを持っちゃう女。
おじゃました家の玄関に、ゴムの部分が擦れて汚れたニューバランスがあったら、これ、娘さんのスニーカー?って聞くでしょう。
デートで、食事で、女がスニーカー履いてきたら、いくらブランド物でも服をオシャレにしていても、スニーカー履いてきたら、一瞬に冷めるでしょう。