NHK 「のど自慢」 は昭和感をのこし、楽しい番組。
なんたって、生番組 です。 これが良い。
司会者の腕が重要な番組です。
いまの司会者・小田切千氏は勢いあってダイナミックで好き。
そんなローカル色豊かな「のど自慢」に ゲスト松山千春。細川たかし。
北海道札幌市で開催。
不思議と、南のほうの地方だとすごい変った人が多いが、北に向かって行くとわりとまともな人が多いと感じる。みな、シャイな感じだ。
今回は合格6名。 まあまあな唄うまは、カネ2つであった。
聞くところによると、カネ1つ というのが昔あったが、
カーン!とひとつだとあまりにショック!だというので、合格とカネ2つだけの2種類しかなくなったという。
松山千春、久々に生で聴いたが、生だからだろうか? 伸びの良い高音が苦しそうで、音程も高い部分が出ないでごまかしていた。
練習無さのせいか、年齢のせいか、なまマイクで修正が効かないせいか、聞いててハラハラした。
細川たかしにいたっては、もう論外である。
歌詞を忘れる。忘れるかも?!と前もって言う。とちゅうで「はあ〜疲れた」とグチる。もう最低である。
だれもが今回のゲストに、そう感じたであろう。ふたりとも過去の栄光を引きずり「適当に歌っちゃえば良いさ!」という歌手に成り下がった。
歌手が、キャラが強いだけで、歌がすべてじゃなくても芸能界で使えるところに、日本の歌手のレベルが低くなる原因だ。