合繊=化繊=化学繊維は、
セレブの間では貧乏人が着るもの と言われてるそうだ。
こういうのに反発するのが貧乏人。
「プラダを来た悪魔」という映画で、服に食べ物をこぼした女にスタイリストが、「どうせ化繊でしょ!それ」というシーンがあるらしい。ファッション業界(海外)ではそれほど化繊の地位は低く素材が重要だということだ。
でも、ポリエステルは貧乏人の着るもの、というのはまちがえで、
「お手入れがめんどくさい人」
「服はとにかく安いモノしか買わない、という人」
「伸びてシワにならなくて洗濯できる服しか魅力を感じない人」
「見た目、だけで買う人」
と、自分が分析する。
金があってもめんどくさがり屋やケチな人は服に金をかけない。
あるトピックで、
「ポリエステルでも何十万円ていうブランド服があるし、キレイなドレープで見た目もステキだし、化繊だからといって安もんだとは限らない」
という投稿があった。
これ、大きなかんちがいをしている。
ブランドというのは、パターンやほうせいにお金をかけるから、素材がポリでもレーヨンでも手間賃とブランド費で高くなっているのである。だから、ブランドでポリの高い服があったからポリエステルは良いもので安もんじゃないのだ、というのは、理屈になっていない。ブランドはブランドを売っているのであって、素材=価格というのは必ずしも反映しない。
こまかく分析すると、
ポリは安物、という背景は、
人工物だから安くないと意味がないわけである。
人工物で大量に生産でき、すごい技を使って糸をつくれるというメリット、
しかし、大量にできるということは、価値が無いということに等しい。
「安物」というくくりはまちがっていると思う。「安物」ではなく「価値が薄い」といったほうが正しい。それは人工物の宿命。
しかし たかが服に価値を考えて買う人なんて、無駄使いだという声も聞こえる。
<ババア服の王道の素材&通販服の鉄則>
伸びる・シワにならない・洗える・すぐ乾く
ポリエステル95%
ポリウレタン5%
↑ぐうたらなババア服まっしくらの服