Hazuki ルーペ って、今知らない人はいないくらいの宣伝効果だけれど、あのCMはあざとくて好きになれないけれど、別のところに疑問がある。
価格の付け方です。
日本製だから高いのはわかるが、そうじゃなくて、数字だ。
価格の上下はあるが、たとえば、
- 10,167円
- 6,785円
という価格の商品があります。
この数字、どう思います?
べつに・・という人もいるでしょうが、
いや、なんで疑問か?と言うと、数字のキレが悪すぎるんです。
普通、販売価格を決める場合、キレの良い数字にします。
そのほうが価格の印象が頭に残るし買うほうがおぼえやすいから。
でも、このHazuki ルーペは、そういうところがまったく無いのです。
<商品1>
10,167円(税ぬき)
10,980円(税込)
<商品2>
6,785円(税ぬき)
7,328(税込)
これら、キレがいいでしょうか?
不思議です。なんで、こんなにバラバラで歯切れの悪い数字の価格に設定したのでしょう?
普通、価格は「安い」という印象をあたえるのが常識です。
税込みで10,980円の場合、20円引いてる感は感じますが、これは逆効果です。それは、ただの980円だったら千円より安いって印象になりますが、この場合、千の位がゼロなので、1万円に、さらに980円プラスされてるという逆に高くなった印象になるのです。
つまり人は、千のくらいに数字があって、11,980円であれば、本当は1万2千円なのに20円安くしてると感じるのです。
また、税込みで7,328円だと、下二桁の28円の意味がわかりません。
なんで意味がわからない数字の端数のある価格なのか?
7,300円に下げるか、7,280円のほうが、数字の魔力が入って説得力があって気持良いんじゃないでしょうか?