東京おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

無音の店を探すのはむずかしい

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安くて、本格中華というよりも定食屋、といった某、中華料理チェーン店。この店に限らず、なぜか、今風な音楽の有線チャンネルのBGMを、大きな音でかける店が多い。

音質もきまって、良くない。チェーン店だから、BGMもマニュアル化されいるているのだろう。洋服屋はもちろんのこと、定食や、ラーメン屋、ショッピングセンターに、あらゆるところにBGMがかかっている。

ほんとにうるさい、と思う。どんなに小さくかかっていても、バックグラウンドに音楽なんていらない。テレビ番組にコマーシャルがいらないのと同じように。

レストランやカフェなどをつくる仕事をしてきたけれど、自分は絶対に「BGM無し派」です。

自分が理想とするのは、人々のざわめきに、衣ズれの音、食器がぶつかる音、それらが店内に響いて心地良い雰囲気が出る、そんな無音の空間。ときに、シーンとするときも、また緊張感があって良い。無音も立派なBGMなのだ。

だれしも無意識に音楽をとり入れてしまう、それは、あたりまえじゃない。

ほとんどの人が、音楽がないと「さみしいね」とか「ものたりないね」とか言う。結局、有線と契約しちゃったり。それは、想像力が欠如した人たち。

で、いつも思う。 あ〜、だいなしだ、せっかくの無音の世界観が失われてしまった・・・と。