「ほんとに・・・○×○×ですので・・・○×○×」
「ほんとに、ほんとに、明るい色ですので、
ほんとに、どんな服でも似合うと思います」
「そなんです、ほんとに、軽いってのは、
ほんとにストレスがなくって、ほんとに・・・○×○×」
「ほんとにもう、スッキリ見えますので、ほんとに・・・○×」
TV通販ショップチャンネルを観ていて、上の様に、
「ほんとに」をはげしく連発するメーカーの人、いました。
すごい連発でした。
すごく、うっとおしい。
とくちょうを強調してるんしょうか?
しかし、安易すぎます。
自分じゃ、気がつかないのです。
この、「ほんとに」って、いったいなんなんでしょう?
「ほんとに」が言葉に入らないと、日本語の文法として成り立たない気がして、挿入するのでしょうか? それとも、力説したいという気持が、入れさせるのでしょうか?
だとしたら、この「ほんとに」をすべてなくした場合、どんなしゃべりになるのでしょうか?
「○×○×ですので・・・○×○×」
「明るい色ですので、
どんな服でも似合うと思います」
「そなんです、軽いってのは、
ストレスがなくって、・・・○×○×」
「もう、スッキリ見えますので、・・・○×」
あれ?!
すごく、自然で、なめらかで、普通にうっとおしくなく、聞こえます。
「ほんとに」がはいると、うるさいばかりか、気持ばかりあせってるようで、しゃべりの稚拙さが目立ちます。
商品を説明する場合いに、「ほんとに」はたくさん使われます。それも、無意識に。
「ほんとに」と同じぐらい無意識に入るのが、
「まぁ、」です。
この「まぁ、」を入れられると、バカにされた感じがします。
とにかく、大銭の人へしゃべらないといけない場合は、
ど素人の人は「ほんとに」と「まぁ、」に気をつけてください。