銀座でもない、
六本木でもない、
京都でもない、
沖縄でもない
・・・・
この独特な雰囲気が、秋葉原。
なにが独特か?
そう、これは東京もんじゃないとわからない。
簡単にいうと、なろうとしてなった、街じゃないと言うこと。
全体を計画して作った街じゃなく、
時代とともに、いつのまにかでき上がった街。
どこかのエラい建築家がシステマチックに作った街じゃない。
美意識を考えて景観をだいじにしてる街じゃない。
いつのまにか、こうなってしまった街。
継ぎはぎの街。
それは、東京には 東京もんが少ないと言うことと似ている。
いろんな県から働きにくる、住む、そしてそれが東京の顔。
だから、混沌(こんとん)=カオスとは よく言ったもの。
令和が始まったばかりで、昭和がさらに過去になったが、平成はいったいなつかしく思える時代だろうか? 平成にはミリョクがない。昭和が今の東京を作った。
昭和は、64年は1月7日まで。だから、あと60年もしたら、昭和生まれの人は、ほぼいなくなってしまう。