ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

薬は6種類までが安全、という情報。

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NHKでやってた番組で、おもしろそうなので観たのだけれど(題名忘れたけど)「多薬なんとか・・・」っていう、つまり、薬をたくさん飲んでるために病気が悪化する・・・!といったドキュメント、情報番組。

多くの人に言えることで、とても興味深い事実です。 街角インタビューでは、医者から処方された血圧の薬のほかにサプリを14種類も飲んでる59才のオッサンの家に実際に薬剤師が行って調べるという一コマ。その59才オッサンの言うことにゃ、

「サプリなんで、くすりじゃないんで、毒じゃないんで、気休めにたくさん飲んでます」みたいな話。

でも薬剤師が調べたところ、処方された血圧の薬とサプリの血圧を下げる薬が重なって、平均以上に血圧が下がってしまう恐れがあることがわかった。オッサンは「こんどサプリもって医者に行って来まーす」などと、なんだか真剣味ない返事だった。こういう人って、思う込みが激しい、自分が正しいって、そう言う人だな、と思った。

また、80近いバアさんなんか、医者の処方で6種類以上の薬を出されて以来、まえよりも病状が悪化。死ぬことも考えてたときに、かかりつけの医者が、薬を減らしたらどうだろうか?と考え、6種類のうちの「睡眠薬」と「精神安定剤」をやめたところ、1ヶ月で病状は見違える程よくなった。バアさん、泣いてその医者に感謝していた。

もうひとりの84才のジイさんの場合、朝、なかなか起きられないので認知症だと診断され、医者に薬をたくさん処方されて、その結果、よれよれになっていたが別の医者が薬を少なくしてみたところ、認知症ではなく、まったく正常、という結果。

もうひとりの車いすのバアさんは認知症と診断され、デイケアの施設で、怒鳴る、怒るなどの乱暴な態度で、ヘルパーは困っていたところ、薬を少なくしたところ、まったくおだやかになった。

番組では、薬は6種類を超えると、体の中に消化されない薬が残ってしまうと言う。しかし、若い人は消化する機能が年寄りよりもあって、薬が残る可能性は少ないらしいが、それでも薬は6種類までというのがボーダーラインだそうだ。

精神安定剤睡眠薬が体に残ってしまったバアさんなんかは、薬の量や処方箋は少しも疑わなかったと言う。そう、みんな薬は治るために飲むので、医者から処方されたら多すぎるなんて思わない。むしろ、たくさん飲んだほうが、治る?と思うのが人情。

これは怖い話だな、と思った。

友達なんか、花粉症の薬、血圧の薬、心臓の薬、を飲んでるのは知ってるが、それでも3種類であるが他にもっと飲んでるかもしれない。 血圧の薬は一度飲み始めたら、やめることできないと聞いたので、厄介だな、と思う。糖尿病の人はだいたい血圧が高かったりするから、それでもう薬の数は2種類になってしまうし、他の病気になった場合、どれかをガマンして6種類以内にするというのをおぼえておけば、どんどん病状が悪化した時にも思い出して薬をやめれば良くなるかも・・・という希望もある。

でも、かってに薬をやめることは危険なのでやめてください。必ず医者の診断を仰いでください、とのことでした。