CNN 2019年版の安全な都市ランキングである。
英誌エコノミストがまとめた世界60都市で東京が1位、大阪が3位に選ばれた。
安全な都市ランキング
1.東京
2.シンガポール
3.大阪
4.アムステルダム(オランダ)
5.シドニー(オーストラリア)
6.トロント(カナダ)
7.ワシントンDC(米国)
8.コペンハーゲン(デンマーク)
8.ソウル(韓国)
10.メルボルン(オーストラリア)
また、世界の安全な国ランキングでは日本は第7位であった。
安全な国ランキング
1.アイスランド
2.デンマーク
3.オーストリア
4.ニュージーランド
5.ポルトガル
6.チェコ
7.スイス
8.カナダ
9.日本
10.スロベニア
安全な国と都市は同じじゃないのだ。両方の順位にある国は、なぜか日本とカナダだけである。しかし、この安全な「都市」エントリーには疑問だ。なぜかというと、アメリカ=ワシントンなどは政治の中枢で今回の黒人殺害の暴動で非常に危険であるし銃規制のないアメリカ・ワシントンが安全な都市に選ばれること自体、なぜか政治的な裏工作を感じる。
国のランキングでは、ヨーロッパの大国、フランスとドイツの間に挟まったかのような国々=オーストリア、チェコ、スイス、スロベニアの4カ国が安全だというデータも、初めて知った。
「命の危機が少ない国」ということでのランキングなのだろうか? つたない知識での想像だが、これらの国々には現在、宗教対立は聞かないし内戦も聞かない。美しい山々と湖と自然に囲まれた国のようだし、人口も多くないだろうしとくに飛び抜けた産業があるわけでもないし人々は幸せなイメージがある。だから安全なのだろうか?
しかし!ヨーロッパの国々のなかに唯一、登場している異質な先進国日本が不思議である。でも日本が安全なのは本当だが。
ここまでみて、安全だという基準は
「宗教対立がない」
「独裁国家じゃない」
「人種差別がない」
に、尽きるのではないだろうか? その証拠に中東の国は1国も入っていない。アメリカ、フランス、ロシアも然り。しかし他のランキングで安全な国に中国が入ったものがあったが、これは裏操作を感じるデータであるので無視した。
いま、行ったことのない緑の山々や青い湖が見える。低くうねった河に流れる穏やかな水、緑に囲まれた教会のような建物が河を2分させている。そんな景色が見える。ここで暮らせたら幸せだろうな、と思う。