ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

ダメもとでも仮説を考えてみる

 東京以外の県は、毎日の感染者がほぼなくなりました。多少熱があっても検査をするほどじゃないな、という人だけになった・・といった方が、正しい。

日本人は真面目な人種だと思うよ、ニュース見ててもブラジルやスウェーデンやアメリカでは、街でマスクもしないでビーチでわんさか賑わって、これって国民性がハッキリと別れたと言っていいよね。

 今の日本では高齢者はほとんど外出しなくなってるし、つまり元気な2、3〜40代が感染をひろげてるだけで、それも都内にほぼ集中している。

 でも都内では毎日30人前後の感染者がいるが、重症の人は聞いてないし無症状がほとんどなのだ。

東京って、感染した人(検査を受けた人)は毎日30人ぐらい居て、それがずーっと変わらない、ってのも、何か理由があると思う。 増えず、減りもせず。大阪みたいに0人って数字を見てみたいが、0は逆に不自然である。

 不特定多数の人の「抗体」を調べてみたら、抗体を持ってる人は都内では0.1%だったそう。 都内の人口に換算するとこれはほぼ0人ということらしい。その結果で医者やコメンテーターたちが「第2波に十分気を付けないと大変なことになる・・」といってるが、自分が思うに、1〜2月に中国人の正月で、武漢から奈良にたくさんの中国人が押し寄せていたのを覚えているだろうか? 飛行機も普通に飛んでいたし特に何も対処していない時期は1、2月であったと思う。それでも日本に抗体を持ってる人が少ない(ほぼ居ない)ということは、新型コロナウィルスの抗体じゃない「何か」が発症を防いだ、と考えるのが自然じゃないのか?

聞くところによれば、抗体ってのは1つのウィルスに1種、ということらしい。つまり、当たり前だが、今回の新型コロナウィルスだけの抗体しか調べてない訳で、人の体の中にある全ての「抗体」じゃなく、新型コロナウィルスの「抗体」だけしかチェックしていない。 それで、今回、無作為に調べて新型コロナウィルスの「抗体」を持ってる人がほぼいないという結果が出たということは・・・・

これは、どう考えてもおかしい。

 あれだけ中国人が死ぬ程押しかけてた1月から3月、その後も中国人観光客は浅草にも銀座にも新宿にも地方にもいっぱいいた。それなのに、日本人の不特定多数を調べて抗体保持者がほぼゼロだなんて。ニューヨークは確か抗体を持ってる人は20%超えてたと思う。

 つまり、感染する状況にあっても、ほとんどの人は発症しなかったということになる。ここで間違えやすいのは、確実に多くが感染はした、と思う。絶対。でも発症はしなかった、と考えるのが自然だ。

自分の仮説は、

0.1%しか抗体を持った人が居なかった理由として、ほとんどの人はウィルスが体に入ってどこかにウィルスが潜んでいても発症はしない、だから抗体は作られない。でもPCR検査をすれば体に入ったウィルスは検知される。だから結果、無症状で感染してる人、ということになる。 数週間以上経ったら自然にウィルスは無くなる。だからタイミング的に抗体を持っていない人が多く発見される。つまり、ウィルスは体に入ったことがあっても発症はしないで(発症しないので抗体は作られない)いつの間にかウィルスはいなくなったのだ。でも自然にいなくなる前にたまたまPCR検査をした人にウィルス感染が認められた、そして無症状の感染者、ということになる。こういうことじゃないのか!! けっこう自分で納得したりして。

 不幸にも一部の人は重症化してしまうが、なぜ抗体のない人が多いのかわかれば、重症化の原因も同時にわかるようになると思う。

 これって、つまりノーベル賞科学者の山中教授も言ってるように、もともと日本人やアジアの国の人間は「謎のファクターX 」を持っていて、そいつが新型コロナウィルスの暴走を防いだのじゃないか?とうことになる。(コロナの抗体じゃない他の何か)

 これは希望的観測ではあるので気をつけないといけないが、「「抗体」を持ってる人が少ないので第2波はかなり危険である!」と学者や医者が脅すのは、とてもよくない。もっと進化した仮説を立てろ!っちゅーの。

 これらを踏まえると、感染者数は、実はあまり重要ではない。だって感染しても発症しなかったら、人に移す危険を最重要に考えていれば、あとは重篤にならなければ終息に向かえられる訳だから。感染者数より問題は「重篤になる患者数」と「死亡者数」だと思う。

 その訳は、PCR検査で感染とわかったとしても、発症しなければ死亡しない。むしろ感染したのになぜ発病しないのか?を考えることだと思う。

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 「謎のファクターX 」にはいろんな要因が挙げられてるが、今1番の有力候補は、やっぱりBCGじゃないの?! フランスのパスツール研究所から最初に株わけされた変異してない最初のワクチンは、日本とソ連へ行っただけである。ほとんど生菌と言われる弱毒性ワクチンである。 しかし、BCGを打っていなくても国の予防対策が成功して感染者が少ない国もあるから、紛らわしいのだ。

 この国別死亡者数の表は1ヶ月前の人口100万人あたりの死亡者数だが、死亡者=感染して悪化した人、ということで、実際に抗体をどのくらいの人が持っているかわかれば、日本が特別か、そうじゃないかがわかる。

 アメリカ、ニューヨークでは抗体検査で20%。スペインでは5%、の人が抗体保持である、と言われてるが、アメリカでは抗体保持数も死亡者も感染者も多く、これでは当たり前のことで何も不思議ではない。 不思議なのは日本のように、死亡者数と感染者の人数は他国より少ないがそれでも一定の人数は居るが、しかし抗体保持者がほぼいないことが不思議なのだ。

 つまり、感染したが発症しない=だから抗体は作られない、じゃぁ何が感染を防いだのか?が、わかればすっきりする。