ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

1日はすぐに暗くなって過ぎてゆく。

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夕方、ドーン! と、音が聞こえた。

どこかでガス爆発したのか!!?と思った。

空気を揺るがすような、

いきなりの大きな音だった。

この時期に、何か大変な事故が起こったのか?

と、思ったけど、しばらくしてこれは花火だとわかった。

そういえば、前にもニュースで言っていた。

元気を出すために花火を内緒で打ち上げると。

3密を防ぐために場所は内緒、ということらしい。

花火は好きだけど、この予告なしのいきなり花火、元気でます??

突然でびっくりするし、数分のために見にいくのも面倒だし。

 郊外でベランダから見れる優雅な家や周りが海の高層マンションだったら良いのかもしれないけど、建物が密集してて空なんか見えない場所だったら(自分家)、うるさいだけで、音だけで見れない花火ほど無意味ないものはない、と初めて思ったし、この時期に花火が上がっても、まだ、打ち上げるのにタイミング悪くないです? 花火が打ち上がると、何かがもう完了した・・・って印象だから、まだ何も解決してないし。ぜんぜんそういう気分じゃないんじゃないの? この予告なし花火は、GO TO TRAVEL と同じぐらいミスだと思った。元気を出させるなら花火じゃなくて他の方法を考えるセンスが欲しい。

 それにしても感染に対する意見は様々だ。夕方のニュースではボストンの日本人医師で何年か前に少女の全ての臓器を取り出して腫瘍を切除するという大手術を成功させた医者が、今回、コロナに感染し、その結果大変な入院と後遺症を負ったという。3日目に呼吸困難になり細菌性肺炎になりくも膜下出血、などになり、かなりいろんな症状で死の淵を彷徨ったそうだ。この医者も、このウィルスは絶対に甘くない、危険だ!と言うのは当たり前だ。 でも、無名のテレビに出てくる日本の医者は「98%は風邪の症状で治るし高齢者だけ気をつければ大丈夫」などと軽く言ってるし、「感染しても大丈夫派」と「超注意派」とに別れるから、人は性格も顔も違うのと一緒に、皆思うことは違うということだ。 そう、皆、顔も性格も全てちがうのが人間だから、感染の程度も違うと言うことだ。だから、重症化しない保証はどこにもないのだから、突き詰めると気をつけるのに越したことはない、と言うことになる。

 この4日間、会社からの電話はない。今日も多分ない。それでもメールが1通、来ただけだった。

 自分の唯一の友達が、相談があるとラインで言ってきた。ラインは=というか携帯はほとんど使わないのでラインに気がつかなかったのを謝って、電話で話したいというので、なんでも相手の電話は通話料タダということらしいから2、3時間も長電話をした。最後に会ってから半年ぶりに話す相手だ。こういう時だからしょうがないけど、好きな相手だったら電話も嫌じゃないな、と思った。 電話が嫌いになった理由は、嫌な相手の場合が多いので電話が嫌いになったんだな。全て嫌な相手が絡むせいで好きだったものが嫌いになるんだ。そう、嫌いになった原因は自分のせいじゃない、相手のせいだ。

※画像はアーネスト・ヘミングウェイ