You've got m@il を観てます。DVD。この映画の中のメグ・ライアンの部屋のインテリアが好き。大いに参考にしてる。ちょっと少女趣味ではあるが・・・きちんとかたずけて無い演出がいいね。積み重ねた時間を感じる雑貨、建具。そういうインテリアはミニマムを目指す人には絶対できない難しいものです。
今日、４チャンネルの昼ワイドショー見てて、今話題になってる吉村知事の会見の件、偶然に観て いや〜、正直、びっくりしました。
かつて、こんな会見あったでしょうか？！医者の検証の結果ということで知事が市販品のイソジンに代表されるうがい薬を、パッケージごとたくさん並べて、これが良いということです！と発表！ さすが大阪！って感じ。ストレートです。
しばらくして、これは治るわけじゃなく。。。という説明に追われていましたが、世のおバカさんが飲んじゃったりしないだろうか？などど、心配になったりしています。
ワイドショーの発表では吉村知事はきちんとしゃべってたけど、これは、えらい勘違いする人がいるだろうなぁ、と思って観てた。
陽性の人が１日４回うがいして、そのあとにPCR検査して口の中のウィルスが劇的に減った。ということを言っていた。
イソジンなどの成分、ポビドンヨードは、結構強力で、風邪の時に必ず医者がうがい薬で出す薬。でも、これずーっとつづけると、副作用が出る。
自分は喉が痛いときには１日だけ使ってやめる。それで結構効く。すごい殺菌力だと思う。それに、薄める容量を絶対に守らないと危険です。原液が多い方が効くだろうと思って使ったら喉が乾くような痛いようなそんなヤバい感じになってすぐに水でうがいし直した。それほど注意しないといけない薬です。
１０数年間前に、これは冗談か、ウソかわからないけど、飲み屋のマスターが自分の足を見せてくれて「自分、糖尿でさ、足を切らなきゃならないけど、いやだからイソジンで消毒してつけてるんだ」って、冗談みたいな事言って、ふくらはぎあたりにが茶色くなった痛々しい足を見せてくれた。何年かして、偶然会ったら足は切られてなかったから治ったのか？？？まさかね。
世間はこの話題でいっぱいだろうな。。でもこういう発表は、しないほうが良かったと思うよ。だってさ、「口の中で増える特殊なウィルスです」という事だけだったら発表の価値はあったけど、わざわざ「市販品」を見せて、こういうのが効く！と言ってしまったのは失敗だったなと思う。 人は愚かな生き物だから思考はもっと違う方向へ行ってしまうものだっていうことが、上に立つ人なら、なんで知らないのか？ がわからない。そこが人情の街、大阪人たるゆえんだ。 あの会見は、大阪人だけじゃなく全国民が反応しちゃうと考えないといけない。
ワクチンがもし、できた時も、注意しないととんでもない方向へ行ってしまうのが集団心理の危険なところである。
＜人の思考と行動パターン＞
[吉村知事の話]
陽性でうがいができる程度の症状の人がイソジン的なものでうがいをすれば口内のウィルスは減って、悪化が防げるし退院が早くなる。接客業のねーちゃんもうがいをして欲しい（←このフリップがいけなかった。これだと予防できると勘違いしてしまう）
↓
[一般人の理解１]
イソジンでうがいをしてれば感染しなくなる！
↓
[一般人の理解２]
イソジンで治る、ウィルスが死ぬ（確かに死ぬが）！
↓
[一般人の理解３]
イソジンを常時家に持ってないと不安！
↓
[一般人の理解４]
イソジンを買いだめしなくちゃ！
ツイッターで薬局勤めの人が嘆いてますよ、また買い占めが始まって、ほんとは店の奥に隠してるだろー！とか言われるし、いちいち「すいません品切れです！」謝らなきゃならないし・・・って。
以下引用だけど、コロナ禍のせいでドラッグストアに無くなったものだそうです。
1. マスク
2. 使い捨て手袋
3. トイペ、ティッシュ
4. アルコール・ノンアルコールウェットティッシュ
5. 体温計
6. 体温計用ボタン電池
7. パスタ
8. ホットケーキミックス
9. ハイター
10.うがい薬←NEW
このリストにあるものって普通にどこでも買えて家にあるようなものでしょ？それぞれ必要な分だけ家にあれば十分なわけで。 たくさん持つ必要ないものばっかりなのに、なんで買占めするんだろうね。
この会見は、今みんなが不安な時に、”ある状態の人だけに” 効果があったとしても、小さなパニックを起こす危険な会見だったな。
