おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

秩序を重んじる日本人だからこそ日本は強い

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 戦争は知らないけれど、大昔から日本人は偉い人の言うことを良く聞くように教育されてきた。従順な、真面目な、肉体より精神の発達を求められてきた。

 わかりやすく比較すると、ラテン系の人と決定的に違うのは、見えない内面を大事にするのか?見えるものを大事にするのか?の違いである。

 ツイッターが出現してからというもの、ぶーたら文句を言う人が目立つようになったが、それはSNSが世の中に出現したせいで、ただ単純に見られる情報が多くなっただけで、文句を言う人が増えたわけじゃない。いつだって政府の決まりに反発する人はほんのわずかである。

これはなんでか?

 共産圏でもなく独裁政治でもなく、しかし、戦時下では有無を言わさずに憲兵が恐ろしい規制で国民を縛っていたはずである。地下に潜った政治活動家もいた。80年前はそのくらい言論の自由がなかったはずだ。

そんな時代が一変する。

敗戦になった途端、明るい自由な世界になったのだ。

着物を着ていたのが洋服になったのだ。下駄がシューズに、モンペがワンピースに。土の地面がアスファルトに。犬に首輪。

 でも戦時下のときの洗脳のようなものは良い意味で今も残る。上からの言いつけを守るように、まともな学校ではそう教育されている。一人一人が目立ってはいけない!と言う教育が今でも学校ではそう教えられている。特に規則(校則など)を重要視するよう教えられる。

 今だって見ればわかる、フランスやアメリカの高校生の自由なファッションや髪型や行動と、日本人の高校生の、特に地方の高校生のなんと地味で統一された教育であることか。これはどっちがいいとか悪いではなく、海外との違いは明白である。

 ノーベル賞の山中教授が今回のウィルスに対する日本人の謎の抗体=ファクターXと言っているものは確かにあると思う。しかし一つだけじゃなくたくさんの要因が集まった結果だと思う。 その一つに、「日本人の教育」が大きな影響じゃないか?と、思う。

 規則を、マナーを守るように教育されてきた日本人は海外のようにマスクをするしないで個人の自由を主張するような、論ずるような、そんな人は居ないしありえない。日本人は学校で受けた教育の応用で、どんなときも自分の主張より何よりも秩序を重んじると言う意識が働く。これは悪いことではない。

 ゴーツーキャンペーンを推奨してるのに帰省は控えてください、と言う、このことに対し、人々はどっちにしたらいいのかわからない、困る、と言うことを聞く。まさに、この「困っている理由」が日本人の気質の答えである。

 個人主義ではないので自分で決めたら秩序が無くなるのである。校則のように規則をつくってほしいのである。じゃないと安心でいないのである。「どっちかに決めてほしい!」と、秩序を重んじるように教育されているので、どっちにしていいかわからないのである。これが外国だったら、そんなのどーでもいいんじゃない!つまりどっちだっていいってことよ!で、終わる。

 政府は秩序を重んじる国民だと知ってるので、政府は混乱を承知でこんな無茶振りをしたのである。つまり、(キャンペーンをしても派手には遊ばないだろう、規則を守って行動するだろう)と。

 誰から押し付けられてもいないのに、独裁でも共産圏でも無いのにこれだけまとまる国は無い。悪く言うと主張がない、個人が無い、主張がない、になるが、人々がまとまらない国の悲惨さは誰も知っている。 

 個人の表現はないが、こんなに秩序を守れる国は他に無い。他国は日本を恐れている、と、たまに情報で見聞きする。その理由はこういうところにある。