今は 普通の風邪だとしても、気をつけないと、面倒なことになる時代。
たとえば街のクリニックに行って「先生、ちょっと 風邪っぽいんですけどぉ・・」なんて言うものなら、きっと先生、心の中では「嫌だなぁ・・・」って思ってると思う。「そのくらいなら市販品の風邪薬でも飲んでくださいよー」ってな感じで。
秋は台風の季節になります。
毎年、洪水や浸水で家が流されたり死者が出てるけど、どうして防げないのだろうか?って思う。堤防を増築しても予想外の洪水で悲しいことが起こる。
「やばいかなここの場所?」って思っても、代々、古くから住んでる土地だったり、金がなかったり、転校したり、親戚と離れたりと、とくに田舎では土地に対する思い入れが大きいと聞くので引越しなんかできないだろうな。
日本で一番安全な場所は、ぶっちゃけていうと=皇居である。当たり前のように一番安全な場所に作られている。もちろん神代の時代から目に見えない結界に守られているのが皇居。 東京や奈良、京都には、そういう安全な場所がある。 皇居や奈良や京都の古い都市あたりで災害があった、、なんて、聞いたことないでしょう? 十二分に守られてるのです。
で、そういう場所には日本の政治関係の施設、祀りごとを行う場所が設けられて一般人が住むような場所にはならない。下々(しもじも)は安くて危なっかしい場所に住むように、区画されているのだ。
単純な話、地盤が断層の上にあるとか海面下であるとか、そういう災害に弱い場所ってのは必ずあるから、そういう場所には一般人の住居が設けられ、危ない度合いによって地価が安くなり、低所得者が住みやすくなっている。つまり、人の地位によって目に見えないカースト制のようなものが存在する。これはしょうがないものだと思うし、全てが平等に、なんてのはありえない話である。
何を言いたいかというと、誰も言葉でははっきり言ったりはできないが、これは差別ではなく当たり前のように、場所には区別がある、ということ。
単純に言ったら、相場と比べて地価が安い場所は、何かしらの問題があって、イコール安全じゃない場所である、というわけである。
同じ家賃で、
1)めちゃくちゃ狭くて日当たりも悪くて、でも安全な場所に住むか。
2)浸水するかもしれないが広くて日当たりの良い場所に住むか。
この2つが同じ家賃だったら、どうするか、じゃないだろうか?
金をいくら使っても良い、なんて人以外は、2)を選ぶ人が多い気がする。
今回の新型コロナウィルスと同じだと思う。
感染するかもしれないけれどみんなでワイワイ食事したい。は、2)と同じ。危険だとわかっていても今の楽しいことを選ぶ=良い家に住む。でもその結果は、災害時に浸水したり台風で壊されたり=感染しちゃったりと、そうなる。
昔はそれでもよかったかもしれないけど、今後は今が楽しけりゃ良いの!ではなく、安全!がキーワードじゃないだろうか?
全ての人を災害から守れたら、こんないい国はない。でも、絶対無理なのだ。今はハザードマップで浸水や地震可能性の場所が公表されているけれど、それ以外の安全じゃない場所をすべて公表したら、すでに住んでる家の土地が安くなって売れなくなって、訴訟になってしまう。
一つはっきりわかっているのは、東京だけで言ったら、地価の安いエリアは浸水の可能性が大きい、ということだ。
でも家計を考えたら家賃が安いに越したことはないが、同時に、災害に弱い、と思って住まないといない。