気がつくと週末。
今日16日金曜日、東京は最高気温が昼間で13度、12月の気温だそう。そのほかの時間帯は真冬の寒さになるという。最近は暖房をつけて寝ているけど今夜はもっと高くして寝よう。
東京の新型コロナウィルスの感染者は昨日284人、多くなったけれど、日大の寮やボクシングジムでクラスターが発生した数が上乗せられたせいもあると思う。
ウィルスは人から人に移るので、自覚がなくてウィルスに感染してる人がどこかにいるってことになる。一体、どこに誰に潜伏してるんだろうか?ってわからないから増えるわけで。症状が出ないでウィルスが死なないでずーっと体の中で生きてる人がいるのかなぁ?(そんなわけないと思うが・・・)
イギリスも、フランスもまた増えてるそうだ。飲食店の時間自粛が解禁になって若者中心に盛り上がったのが原因と言われている。
もう一度整理しようと思う。
第1次世界大戦中のスペインかぜ(インフルエンザ)の流行期間である。1918年〜20年、3年間で死者数は1700万人から5000万人、または1億人に達した可能性も指摘されている。
<世界>
●第1波 1918年3月〜
比較的穏やかな波であった。死亡率は平時と比べて際立って高いものとはならず。
●第2波 1918年8月〜(第1波5ヶ月後)
健康な25–35歳の若年者層において非常に高い致死性を示し、死亡者数も大幅に増加した。
●第3波 1919年1月〜(第2波5ヶ月後)
オーストラリアを第3波が襲いその後アメリカ・ニューヨークとフランス・パリに到達、チリやペルーなど南半球の国々や日本に遅れて到達し、各地で大きな被害を出した。第3波の毒性は第1波よりも高く、第2波よりも低かった。
<日本>
●第1波 1918年8月〜 1919年7月 患者2116万8398人 死者25万7363人 致死率1.22%
●第2波 1919年8月 〜 1920年7月 患者241万2097人 死者12万7666人 致死率5.29%
●第3波 1920年8月〜 1921年7月 患者22万4178人 死者3698人 致死率1.65%
今とは衛生や医療が違うと思うけど、日本を見ると、
- 第1波の期間は11ヶ月間である。(1ヶ月後に第2波が来る)
- 第2波の期間は11ヶ月間である。(1ヶ月後に第3波が来る)
- 第3波の期間は11ヶ月間である。
この例を見ると1回の流行には最低約1年間かかるということがわかる。現代に当てはめると今年の2月から流行したとして来年の1月頃まで流行(感染)はくすぶっている、ということになる。 そして、一旦収束するまで1年間かかるということは、いま第2波と言っているが、実はこれはまだ第1波ではないか?ということである。それでトータルで3年、収束するまで約3年間はかかる、と言うことになる。
あくまでもスペインかぜの例を照らし合わせると、である。
医学と科学が進んだとはいえ、昔よりも人の交流が便利になったりしているので、実は昔よりも感染の速さはすごく高いと思われる。
簡単に言うと、今の世の中はみんなじっとしていられない状況=飲み屋が多いとか遊び場が多いとか会社が多いとか・・・が要因になっているということである。
●スペインかぜの死者数は17,000,000人から50,000,000人、または1億人と言われている。
●2020年新型コロナウィルスの死者数は1,092,144人(10月15日現在・世界の感染者数は38,510,232人)