おとこひとり

63才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

HIROKO DESSINER ヒロコ デシネールの服

観るとはなしに、テレビ通販 SHOPCHANNEL を観ていると、デザイナーブランドのセールがあって、そのデザイナーの服が構築的、つまり立体的なパターンで仕上げていて非常に高度な技であることに興味を引かれ、巷のブランドの服とは格が違う、と思った。

他のブランドの服にも立体パターンはあるが、時々出てくるぐらいで、それを極めてはいない。自分が好きなスタイル・ラヴィーのデザインも、最近は売れ筋を狙ってか、レース使いのトップスやフェイクレザーコート、パーカーデザインと、そんな見慣れたデザインばっかりである。

今回観たショップチャンネルのデザイナーブランド

HIROKO DESSINER ヒロコ デシネールの服↓

f:id:bearpond:20201201033358j:plain

f:id:bearpond:20201201033457j:plain

f:id:bearpond:20201201035855j:plain

f:id:bearpond:20201201033518j:plain

f:id:bearpond:20201201033532j:plain

このブランドはドレープを使ったスカートやコクーンスタイルが多い。型紙と縫製が非常に複雑であることがわかる。

一方、他のデザイナー達はとても漫画的というか、机の上で考えたデザインであることがすぐにわかり陰影のないデザインに仕上がる。

このブランドは一見仕上がったものはボッテリしそうだが、ラインがとても綺麗だ。実はすごくゆったりしていて体のラインは一切出ないのだが、それでも仕上がったシルエットが美しい。そこが他のブランドと違うところである。

服の色は単色、無地の黒や柄があっても主張させない理由は立体パターンのシルエットを追求しているということがわかる。 ポリエステルの混率が多くても落ち感とドレープを出すための意味のある使い方なのでこの場合はポリエステルでも均一な質感は気にならないし安っぽさはない。

f:id:bearpond:20201201033548j:plain

f:id:bearpond:20201201033556j:plain

f:id:bearpond:20201201033605j:plain

びっくりしたのはこのワンピース(コート)である。柔らかさを出すために素材はポリエステルのコーデュロイで、迷彩柄をエンボス加工して生地を縦横使いで光によっての色の差を出している。第一印象はただ綺麗という印象だ。

シンプルだと貧乏くさくなる服、ただただ見た目だけの服、漫画のような平面で考えたような服が多すぎる中、人間は立体なのだからこういった3次元で考えた服があることが嬉しい。女だったらこの服を着たいと思う。