土曜日だから、というわけじゃないけど、
永久保存版にしている録画ドラマを観た。
その名は
「赤い霊柩車」
好きです、このドラマ。
山村美紗の小説だから舞台は京都。
鴨川を散歩したり京都グランドホテルに必ず泊まったりと、東京モンにとって観光気分になれて楽しい。
京都の葬儀は花輪は飾らないとか、出棺のときに茶碗を割るとか、関東との違いを知った。
主役の葬儀屋探偵、片平なぎさをかこむ脇役陣たちはとても味があって、何と言っても山村美紗の娘、山村紅葉と一級葬祭ディレクターの大村崑とのお決まりの掛け合い漫才が楽しい。
若い頃の出演者たち。
京都府警の刑事、若林豪。渋いねーー良い男。
神田正輝も、よくよく見ると、良い男なんだよね、実は。
この2人、婚約者同士でもエロい感じじゃなく甘えん坊な感じじゃなく、クールに描かれてて好き。とくに片平なぎさのマンションに泊まりに来る晴彦さん(神田正輝)がリラックスしてエプロン姿で料理作ったり、食事の後のお酒セットを用意する片平とか、「お風呂にする、ご飯にする?」なんて聞いたり、自分には無い細かい暮らしのシーンで普通の幸せ感が感じられて好き。