ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

セブン

オリンピックは代々木の国立競技場の中だけでやるわけじゃなく各地方に競技場が分散されている。そのことだけでも人々の移動で感染のリスクがある。さらに、4月の年度始めの入学入社シーズンでの会食、会合、5月の連休での旅行の会食に会合、この時期には人の移動でたくさんの感染者がまた増え始める季節。ワクチン接種の前にイベント期間が来るために、増えない可能性より増える確率が高い。

選手は接種が優先されるとは聞いていないし、一般人の第1回目のワクチン接種が6〜7月以降になることから、どう考えても7月中旬のオリンピックは無理だろう。開催前後に一人でも選手に感染者が出たら・・・10日〜2週間は自粛になるので競技自体に不公平や中止が発生し感染者の面倒も見ないといけないし物理的に大変な無理が生じる。

観戦はすべて無観客で家庭での「ビデオによるリモート観戦」だったらできそうだが、誰かの部屋で大勢の友人が集まってテレビで観戦するのは目に見えている。だから実際に現場に行けなくなっても同じで、感染助長にしかならない。

この感染の最中、なぜ、今オリンピック中止と宣言しないのだろうか?日本の悪いところは周りが海で囲まれてるのを良いことに、聖徳太子の時代からずっと言いにくいことはズルズルと間際まで伸ばす政治をしてきた。今回も、この決定はズルズルと間際まで伸ばす作戦のようだ。ワクチン接種が始まってもアメリカ、イギリス、ブラジル、フランス、は感染者が増える一方だし、あと5ヶ月で東京でオリンピックが開催できるとは現実に想像できないと思うのは、誰も想像つくはずであるのに、悪い決定をギリギリまで引き延ばす日本の政治。

ものすごい陰謀論を想像してみる。

たとえば、今回の森氏の発言が、仕組まれたものだとしよう。理由は、オリンピックを中止に持っていくこと。コロナ感染拡大で中止することは「日本はコロナに勝った」とアピールできないため他の理由が欲しかった。そのためジェンダー問題にすり替えて、組織委員会の会長が女性蔑視の思想的持ち主なのを利用し(本当にそうなので)彼に不適切発言をさせ、オリンピック自体をなくす理由にすること。コロナで開催中止の方が傷は軽いのでは?という疑問はあるが、しかし、日本はジェンダー問題には前向きに考えてる、会長が性差別論者だったために解散し中止するのが筋だろう、という姿勢を示すために、大きな代償としてオリンピック中止と引き換えにするぐらいの意識を持っているのだ、という結論を出す。そして文明国家だと海外へ認識させ、オリンピックを正当な理由で中止させる。

考えすぎ・・・ですが、どうもタイミングよく問題が起こったなと。

今回のコロナの感染が止まらないことと森発言で、全ての日本人が世界から偏見のある人種だと思われてしまった今、オリンピックが中止になって森氏はもう必要ないと早めに決断して組織委員会を早々に解散し、一つづつ、しっかりとリセットしてコロナ感染と差別思想の老害から日本をキレイな状態にしてほしい。アスリートがかわいそうだとかそんなの関係ない。かわいそうなのは今、瀕死の店、瀕死のバイト、借金しか残らない人、感染して誰にも看取られずに火葬された人、そして今だに男尊女卑で恥ずかしい国だと思われてしまった日本の方である。

 

 

キリスト教には4世紀に、ある修道士より8つの大罪というものが言及され、その後6世紀に7つに修正された。

  1. 「暴 食」
  2. 「色 欲」
  3. 「強 欲」
  4. 「憤 怒」
  5. 「怠 惰 & 憂 鬱」
  6. 「傲 慢(with 虚飾)」
  7. 「嫉 妬」

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この「罪」というのを考えるに、現代でいう「法の上の罪」では無い、と言う点に注意しないといけない。「犯罪」と言うくくりでは無い。だから、文句や苦情は言えても公に罰することはできない。法で罰することができない「罪」は法で罰せられる物事より非常に厄介である。人のモラルやルール意識はそれぞれ違うし変えられるものでも無い。

紀元6世紀の「7つの大罪」をベースに自分なりに「7つの罪深い人」を考えた。とても偏りがあることを前もって言っておく。自分も偏見があるのだろうか?と思うような内容である。

 

「暴 食」

・料理人やミシェランランクを信仰する人たち

<その結果>

たかが料理を神業のように持ち上げるマスコミや料理人や店にランクをつけたりすることで、必要のない格差と優越感を生み出す。ミスコンテストが批判されてるように、とくに見た目の良い悪いを意味不明な審査で順位で決めることは妬み、嫉妬、差別が発生するだけで良いものは何も生まれない。


「色 欲」

・浮気、ロリコンなどの性犯罪者

<その結果>

性欲が過度になるのは前世の因縁がある。性欲は正常な欲望であるが理性をどこまで保てるかが個人個人の問題になる。


「強 欲」

・富と権力が好物の人

<影響>

贅沢したい、偉くなりたい、という感情は貧しかった頃、憧れる生活、などを目指して「ひとはだ上げたい」と言う感情と似ている。無理矢理に富や権力を獲得するには不正な行為も必要になる。ので危険であり知らず知らずに人格の破滅をもたらす。


「憤 怒」

・攻撃性のあ喜怒哀楽の激しい人

<影響>

怒りの感情は悪の根源、栄養である。感情的な怒りをセーブできずに常に表に出すことで周りの空気をネガティブにしてしまう。世界の全ての暴動、貧困による犯罪は全て怒りが原因である。


「怠 惰 & 憂 鬱」

・無責任な人、感動がない、表情が薄い人

<人物>

主張もない、主義もない、責任も取らない、何ごとにも逃げ切って生きていくずるい人である。一見、穏やかで良い人に見えるが自分が楽をすることしか考えていない曲者である。


「傲 慢(with 虚飾)」

 ・平気で嘘をつく人、上から目線の人、自我が強い人

<人物>

常に抑圧的で人を傷つけ、それを気づかない鈍感な人。自分の評価を常に気にする。気の短い人。自分の言動を棚に上げ人の言葉に異常に傷つきやすい側面を持つ面倒な人。会社上層部に大勢いる。こう言う人物には近づかないほうがいい。


「嫉 妬」

 ・所有欲が異常な人

<人物>

常に人と自分を比べる病的で執着欲が強い人。欲求が満たされることで安堵するとうことを、ずっと繰り返すだけの人生。