ろくろく人生レポート

東京おとこひとり 改め:66才からの人生探求レポート

何でこんなアホな世の中になってしまったのだろ

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聖火ランナーに何かの希望を見出してる人たちがいるが、

それは一体、何なのだろう?

みんなで炎をつないでいこう!・・・みたいな?

ひねくれ者の自分には、こういうのがわからない。

人が密集するのでコロナ感染予防に不安ということではなく、ギリシャから運んで日本の都道府県を移動させてショーアップさせて、オリンピックのメッセージであるような、ただの意味のないショーであるような、芸能人や著名人を使って盛り上がらせようという行為の意味が、何だかわからない。24時間テレビのような行儀のいいバラエティー、ウソっぽい感じ。

この催しの意味をはっきり言える人、いるのだろうか?

有名人、著名人、ただ走りたい人、そういう人が走るのだが、それを見る人、とくに有名人が走るのを見に沿道でスマートフォンをかざしている人達をニュースでみると、何なんだろう?こういう人たちって?と悲しくなる。

聖火を持ってる有名人を、沿道のロープギリギリまですし詰めになって、皆、普段着に毛が生えたようなユニクロのような地味な服着て我先にいい写真を撮るんだ!という意識で、SNSに自慢するために載せるんだー!って? こんなイベントはもう生きている間にないから見るって?

  実にくだらない。

桜が満開の時期、この時もスマートフォンを空にかざして、桜を目でゆっくり眺めるわけではなく、いきなり写真を撮ることが目的になり、皆同じかっこでアホのように上を向いて携帯をかざして・・・これは SNSでの自慢行為が目的であるはが、彼らを見ると、

何でこんなアホな世の中になってしまったのだろう」と思う。

葛飾北斎がこの時代にいたら、上野の桜をスマートフォンを上にかざしている大勢の人の絵が描かれていただろう。それほど時代の悪しき象徴の姿になってしまった。

これがみっともないことだと、情緒のない行為だということが、それをする人には誰も気がつかない、思わないことが、彼らの精神性の低さを感じる。