ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

この気持ち悪さは独特

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おもしろがっては不謹慎だが、コロナがなかったら成功者で終わったものを、ワクチン接種割り込みが露呈し尊敬も人間性も何も無くなった夫婦。副市長が便宜を図ったと謝罪したためにことがバレたが、副市長の言い訳は企業の力に負けた、ということだが、スギ薬局の朝日新聞に載った言い訳が悪びれずに自己肯定していてびっくりした。この薬局の従業員がかわいそう。

以下 朝日新聞デジタルより抜粋:

愛知・西尾市の近藤芳英副市長が同市在住の「スギ薬局」創業者の「スギホールディングス」杉浦広一会長(70)と昭子相談役(67)夫妻の予約を優先的に確保するよう担当部署に指示していたことが11日に発覚。

市などによると、4月12日、スギHD社員から「会長夫妻は薬剤師で医療従事者にあたるので、優先的にワクチンを打てないか」と市に相談があった。
市担当者は断ったが、その後も3~4回連絡があり、担当者が近藤副市長に相談すると、同副市長は「何とかならないか」と夫妻を優先するよう指示した。夫妻は5月10日の接種予約がとれた。

この報道の後のスギ側のおわび、というより自分たちは善人だ、という訴え。

スギHDはおわびのコメントを発表した。

当社相談役が肺がんを患い大きな手術を経験しており、一日も早いワクチン接種をとおもんぱかった当社秘書が西尾市役所様にお問い合わせをさせていただいたことに端を発します。その使命感ゆえに何度かお問い合わせを繰り返ししたことについてご迷惑をおかけしたと考えております。

また会長杉浦自身は過去にアナフィラキシーショックを経験しており、ワクチン接種を希望しておりません。

最初は「会長夫妻は薬剤師で医療従事者にあたるので、優先的にワクチンを打てないか」といっておいて、おわび文では、大きな手術を経験したので だと。

卑怯なネゴシエーションをしたことを お問い合わせ だって。笑っちゃうね。

その使命感ゆえ だと。どんだけ志が素晴らしい人?

アナフィラキシーやってるから会長は接種希望しない だと。夫が打つ気がないのは勝手。妻が打ちたいのは変わらない。

 

どこかに体操の塚原夫婦と似たものを感じる。

ひさしぶりに気持ち悪い人間を見た。あーいやだいやだ。

腐り切った情報を体に入れてしまったので、キレイな人や(いないと思うけど)花や自然や音楽で浄化しなくちゃ。

 

話変わって

いまの政治への危機感は中高年以上だったら戦争時を想像してほしい。日本軍は第2次大戦下で、もう勝てない、負け戦だとわかっていたがその事実を国民へは正しく伝えず、無駄な命がたくさん奪われてしまった。宝島社の新聞1面のこの広告でその時と同じことが今、起こっている、と警告している。

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言論の自由、民主主義、の日本だが、SNSのような無責任な媒体ではない新聞1面でこの広告が掲載可能になったことに意味を感じる。

現実の情報を知らせないで「国民の命と暮らしを守る」とはぐらかす人を、誰が信用するのか?

prtimes.jp