東京おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

白いことが美しいという表現をしたら差別警察に捕まる

[これは差別だ!]というものが特にアメリカではどんどんとクローズアップされている。

聞けば納得するが、心の中では、

(そこまで気にすることないんじゃないの?)

と思うが、差別を受けてきた人にとっては小さなことでも違和感や不満をずっと感じていたことがあるのだろう。意図的にしたことじゃなくても、今の時代にはツッコミどころのある差別とみなされる物事がどんどんと噴水のように出てくる。

日本人にはそれほど気にすることじゃないことも多人種のアメリカでは相当センシティブになっている。今日、そのニュースを聞いて、なるほど、そうだよな、と思った反面、あぁめんどくさい世の中になったな、とも正直思った。

美白

美白という言葉は化粧品などで使う俗語だが、これは白いことが美しいといっていることなので白人以外の人にとっては差別にあたる、として、大手化粧品メーカーなどは美白といった一連の文言を削除していくという。

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バンドエイドのカラーが薄いベージュ〜オフホワイトであることに長年違和感を感じていた黒人青年がSNSで発信してバンドエイド側が褐色のバンドエイドをメッセージを含め発売。

少し前に日本でも「肌色」という言葉や色鉛筆は企業では使わないようにしているし、古いところではカルピスの広告の黒人の絵が削除された。

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時代がそうだから、ぜんぜん、否定する気もないし応援もしたいが、今まで何も考えず気にせず使用してきた言葉や商品が実は白人を対象にした言葉だったり商品だったりという、そういうものは世にたくさんあって、これからバンドエイドのように、気がつかずに白人仕様であった、、、というものがたくさん出てくるだろう。

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ショップチャンネルで20年販売しているチェンジという化粧品(自分はこのオバハン大嫌い。うるさいし声のトーンが毒)は、謳い文句が「美白化粧品」である。

さぁ、どうする?チェンジのオバハン。

「美白に、一直線。」などと言ってる場合じゃない、

「差別に、一直線。」にならないように。

「白い」「白」「ホワイトニング」などなど、白いことが美しいという表現をしたら差別警察に捕まる。とことん言ったらキリがない。しかし、まだ「美白」と言ってるようじゃ時代に取り残される。茶化すわけじゃないが、だったら、肌を明るく見せるという謳い文句の商品は黒人や褐色の人には意味が無いわけで、変な話、逆に黒人には肌をより黒く・・・ってのも、実におかしなことだしありえない。

ここで疑問なのは、じゃぁ、いっい化粧品業界ではどういう商品を販売したら良いのか?ということだ。

さぁ、これから化粧品販売はたいへんだろう。売り文句も広告のコピーもいままで使っていた言葉がほぼ、使えなくなるだろう。意地悪な自分には「ざまぁみろ」である。(性格悪いね自分)いままで手抜きで高額商品を売っていた罰である。

シワ、シミ、たるみ、きめ細かく、毛穴を締める、に特化するしか無いのか?と思う。肌をより白く見せる・・・という謳い文句の商品はもう無理な時代なのだ。どんなに良い成分だろうが美白化粧品で売り出してるものなど黒人は使いたくはないだろう。

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↑右はキリストが褐色の人種だったという説に基づいた絵

もっとも最近の映画ではキリストはアジア系の褐色の肌の人物として設定しているが、いままでルネサンスの絵画も昔の映画も全てキリストは白人である。

化粧品だったらこれからすこしづつ表現を改良していけばいいが古典絵画や歴史の教科書や教会の彫刻などに、すでに白人で表現されたキリストがたくさんある。白人至上主義はキリストでさえ白人にしてしまった。

多くの白人至上主義達はキリストがアジア系であったという仮説は絶対に認めないだろう。しかし、誕生した地域を考えてもエジプト、モロッコ、イラクなどにいた中東の人物なのだから昔の絵画のような白い肌で青い目の金髪の白人のわけはない。

おおきな白人の理想像を白人が作り上げたのだ。

我々日本人も知らないうちに世の中の宣伝やマスコミや雑誌、または両親からの「刷り込み」によって子供時代を経て大人に成長してしまったのだ。だから当たり前に思っている思い込み=洗脳を修正するのには、相当に頭が柔らかくないと難しいかもしれない。

化粧品やバンドエイドには白人も文句は言わないだろうがキリストの非白人説は決して認めないだろう。