(※画像は読売新聞より)
8日の菅総理の緊急事態宣言の会見、いつものように濃紺のカーテンの前、桐の紋章の入った演台で、プロンプターを横目で見て話すので時差で喋りがぶつ切れになって、そもそも、そんな喋りだから、感情も何も無い言葉で、文法としてなりたってなく、全く何を言ってるかわからない会見。記者も要人も、みんな、そう思ってるはず。思ってないなら、おそろしい。
記者の質問にも、いつものように、まーーーーったくわからない、意味不明な回答。
あぁ、この人が総理で本当に恥ずかしい。
どんなにいい加減でひどい総理でもこの人よりはマシ。
今回、東京に出た緊急事態宣言は意外である。お盆休みに感染が広がらないように、と言ってるが、オリンピックを無観客にする口実、だと言ってる人もいる。でも、一番の原因は、これより少し前に小池知事が二階幹事長と面会し、近々の感染者が多かったら東京を緊急事態宣言にしてほしい、そしてオリンピックを無観客にしてほしい、と言ったのではないか?と想像する。そして昨日、尾身会長と会ったことで医学的な検知の裏付けをとったということ。
つまり、今回のまん延防止措置から急に緊急事態宣言にするなどという潔い技は菅総理にはできすはずがない。まさに、これは小池都知事の発想と確信した。すべて小池&二階のシナリオであり、政府が菅総理では次期衆議院選挙は戦えないと踏んでいることの証明でもある。
もともとオリンピックは猪瀬知事の時に決まったこと。その猪瀬ももともと副知事で舛添の後任で知事になっただけの人。そのオリンピックを小池氏が好きで引きついでいるわけがない。自分が招致した訳でも自分の功績でもないオリンピックなど、出来るならこんな面倒なオリンピックなど中止にしたいと思っているはずである。だから、せめて緊急事態宣言下におき、コロナ感染の対策を重要視した格好にしたい訳である。
自民党総裁を先延ばしにして、衆議院選挙後にするか?この選択を間違うと自民敗北の引き金になるだろう。今の菅総理で衆議院選挙は戦えない、戦えるはずがないのは先の都議選で実証された。ということは、総裁選を先にして新総理で組閣を組んで、そのあとにその総理のもとで衆議院選挙に臨む、、というシナリオになるだろう。
その場合、新総理候補は誰を推すのか?今の政治家で自民党で、相応しい人物はいない。隠れた才能のある人がいるかもしれないが。
最低限の質として「滑舌良くしゃべれる・弁論できる」「英語がしゃべれる」「スーツが似合う」「ジジイじゃない・70代はNG」は最低限ほしい。
現・外務大臣の茂木 敏充(もてぎ としみつ)氏
65歳
経済学士・行政学修士
東大→丸紅→ハーバード→読売記者→→→通商産業政務次官→外務副大臣→国務大臣→政務調査会長→経済産業大臣→政務調査会長→経済再生担当大臣→経済財政政策担当大臣→外務大臣
この人、意外と良いんじゃない? 教養は十分あるし海外に出しても恥ずかしくない語学力で知的である。なかなか立派なフェイスでもあるし、プロンプターなんぞなくてしゃべれるだろうし。「日本人はこんな感じなの〜?」ってもし外人に聞かれても、トータルに恥ずかしくない人。