なんだか忙しくて、ゆっくりブログを書く時間が遅くなってしまった。
スマートフォンでブログは書いていないので、A4のノートに鉛筆で書いているような、昔のようなイメージで書いています。
今日、散歩していたら、いつもの公園のベンチに男性のお年寄りが腰をかけていた。
午前10時半。
まわりにはほとんど誰もいない。
ベージュのダウンジャケットにグレーのスラックス。
ベージュのハット、そして茶色の杖。
背中を丸めて自分の足の先を見るような姿勢で静かに座っていた。
自分が歩く遊歩道から横目でその老人を見る。
部屋にいても息が詰まるのだろう、外の空気を吸いに出たのだ。
ただ座っている。
この、「ただ、座っている」ということが、素敵だなと思った。
若い時や忙しい人は、なんに目的もなく物事を行わない。
目的もなくブラブラするのは忙しくて体力のある人はしない。
デートで表参道をブラブラする、、、の、ブラブラとは違う。
理由のない事、何も目的のない事、
ただ、そこに座っているだけのことが、とても重みのあることのような気がした。
若いに時は気がつかない小さな発見。
忙しく やりがいのあることが素晴らしい事じゃない。
ということを、感じた散歩でした。