ファミレスでお茶した。
いい喫茶店というのがないのでしょうがない。
でもいいのは、時間によってかなり空いていることと子供連れがいないこと。
作家ってファミレスで原稿書いたりするそうで。雑音がある方が原稿が進むと言うのは、よくわかる。自分の部屋だとなぜか進まない。それは周りの景色がまったく変わらないし、意外性もないし、人の気配もないし、何でもないささやかなドラマなんか自分の部屋で生まれるわけないしね。
そういった心地良い雑音(人の気配と言ったほうが正しい)はすごく大事なものだと思う。デジタル化が進んで音楽も雑音を消したせいで一見クリアーに聞こえるCDも、レコードの中の雑音の心地良さがないために、機械音で耳に痛い。だからテレビも4Kっていうのはあまり興味ない。クリアー見えることが、果たしていいのだろうか?
今はレトロブームでアナログに回帰してるふしがあるので、便利になったり精度が上がったりしてるものは、きっと飽きられる。求めているものは精度じゃなくって、暖かさ。それだけ世の中がギスギスしてるてこと。