東京おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

婦人服売り場はまるで女子便所と同じ。男が入ったら変態扱いされます。

百貨店の定義は高級___ではない。

百貨店の定義は ”定価” である。

定価で売るから 客も店も高級だと勘違いしている。

 

もちろんワゴンセールなどをやるときもある。

しかし基本はセールはしない、というのが百貨店というものである。

高級路線として百貨店は一部の富裕層と外商向けと割り切って商売している。

なので、どんどんと庶民感覚から離れていってしまっている。

何度もリニューアルを繰り返すたびにあえてメンズの高級品だけにしてる店舗もあるが、何のために、誰のために売り場を作るのか?客がショッピングを楽しみたいと言う単純な目的を百貨店側は忘れてしまっているのだろうか?百貨店の方向がまったくわからない。

昔、仕事で日本橋に本店のある百貨店と何年も付き合っていたが、社員はまるで公務員のようであった。縦割りで頭が硬くて、そのくせプライドだけ高い。どーしようもない上層部ばかりで運営してるのが百貨店だった。そう、かれらは大卒で競争率の高い企業に入ったという意味なくプライドだけが高い人種なのだ。だからいつまで経っても古いカテゴリーとコンセプトに縛られてしまっている。

 

戦後80年近くになって、まだこんなことも わからないの?と思うのが、

婦人服

というカテゴリー、または名称を、まだ使っていること。

日本橋高島屋の今の売り場ガイド。新館はべつとして、本館の売り場のフロアーレイアウトの古臭さといったら考えられないほど。

3F 婦人服、婦人靴4F 婦人服、婦人肌着・・・という昔ながらの分類は、きっと社員たちは無意識に脳裏に植え付けられているのだろう。

 

百貨店で奥さんが婦人服売り場で買い物をするときに、お父さんに

「ちょっとどこかで待っててね💕」

と必ず言うでしょう?

それは婦人服売り場に男性がいるのは”居ちゃいけない”、だから、目立つしおかしいことだから男性は入ってはいけない聖域となってしまっている。婦人服売り場はまるで女子便所と同じ。このカテゴリー分類がいまだに商品も売り場も活性化しない負の根源なのです。

男性は婦人服売り場にいると不自然で下手したら女装か変態か?という白い目で店員から見られます。そういうのが百貨店及びショッピングセンターにある婦人服売り場という名の売り場なのです。

これらをボーダーレスにしないとファッション業界の未来はないでしょう。

百貨店で婦人服売り場という名称を無くし売り場をボーダーレスにしたら、家族揃って売り場に居ても不自然ではないし男がどこかで待つこともないのでみんな楽しく買い物ができる。

なにより、ショップ側が男でも女でも関係ない服や雑貨を仕入れることに専念するでしょうし、その方が利益がでます。

公務員のようなプライドの高い社員しか評価されない百貨店は、こういう売り場の名称や仕入れを見直さないと、今、最大の顧客層である7〜80歳以上の年齢の富裕層の奥様はもう20年したらあの世に行くか歩けなくなるか、その後の客層はジェンダーレスの意識が高い年齢の客層になると想像できるからです。

何を言いたかったかというと、またまたアンコキーヌの話になるが、なぜ彼女のブランドが人気があるか?という理由の一つに、男女関係なく着れるアイテム=今風に言えばジェンダーレス、であるから。

他のブランドは無意識に婦人服というジャンルで服を作ってしまっている。だからとても視野が狭いデザインであるしフリルや刺繍やそういうチャチな小細工を多用することで女の服を意識させようと必死である。でも今、女性でセンスの良い人はマニッシュでありカマトトのようなレディースファッションというカテゴリーの服は着ない。それになによりも、婦人服売り場にしか行かない人、女性だけの服しか作らないブランドを買ってる人は、早く老けます。