東京おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

ウールやアクリルの時代は終わった

セーターはちょっとまえまで、1枚も持ってなかった。

昭和の貧乏感があって、好きじゃないアイテムだった。

でもここのところ、急に好きになった。でも、それは素材が変わったからだ。

昔のセーターっていうイメージは、厚手でウールやアクリルで必ず毛玉ができて、たたむと厚みが出てタンスにしまう数が2枚ぐらいで。。。とマイナスのイメージがあった。

でも最近は、素材が違う。もちろん昔風の厚手のセーターも売ってるが、自分が気に入って最近着るようなったセーター(というかニットと言ったほうが正しい)の素材は、

レーヨンナイロンポリエステル

この混紡がとても気に入っている。

このブログではポリエステルをボロクソに語ってるが、適材適所であれば合成繊維でも良い素材感になる。つまり、コートやジャケットをポリエステルで作るのは、スポーツ系の服以外ではやっぱり安っぽさが出て良くない。が、この混紡率のニットはポリエステルと言う概念を超えたと思う。

アンコキーヌを思い出すが、あのブランドの一押しの素材「コアスパンヤーン」はポリウレタンが入っているために、ビヨ〜〜んって感じの伸び感で、表面も合成繊維丸出しで、自分には好きになれなかった。のでセーター2枚を買ったが返品した。

レーヨンナイロンポリエステルのニットってポリウレタンが入ってないので自然なストレッチ感とシルクのツヤ感のレーヨンにナイロンのしっかり感とポリエステルのウール見えのテクスチャー。この3者混紡、すごく気に入ってます。

大事なのはこの混率の多さの順番。レーヨンが多くて次にナイロンというのが触感がいい感じになる。

この画像のニットの素材は、

レーヨン40% ナイロン30% ポリエステル27% ウール(カシミヤ)3%

で、レーヨンが多いのでシルク感が多い。さらにカシミヤが3%入ってるために柔らかな質感が生まれる。4千円台で買える。いいんじゃないー!表面はなるべく平らなので高級感があってよし。

色がキレイに染まって価格も安いアクリル素材だが、アクリルのニットは絶対に買わない。素材の特質で2、3回着たら毛玉のオンパレードになる。そして質感がツヤなし人工的で安っぽい。昭和のセーター感があって貧乏な時代を思い出させる。ウールも細い糸のウールだったら高級感があって良いけど、でもそんなニットは高いし、クリーンングだし、デイリーには無理。

さらに、「あぜ編」というローゲージのデコボコ編み(テレコとも言う)のセーターもよく街で売ってるけど、昭和感があってスマートじゃないので却下。それにすごく重いのだ。

もうウールやアクリルの時代は終わった