眼科に行ったときのこと、
白内障などの患者が多いようで、だからお年寄りがほとんどである。
それに、女性が多い。(なぜか)
ジジイ、ババア達には、物事をハッキリ言わないといけないようだ。
診察室のほうから、
「あのね、失明しちゃうんだよ。わかる?!」
と、野戦病院なみの直球の言葉が大声で聞こえる。
なぜか?
大声じゃないと、ジジババは聞こえないからだ。
会計を待つあいだ、
年齢たぶん75才以上のジジイが、受付で文句を言っていた。
「ちょっとぉ〜 これ〜朝8時だなんて、来れないよぉ〜」
「不整脈だから、死んじゃうよ〜」
「朝早く起きると 不整脈だから、死んじゃうよぉ〜」
「なんで(朝)8時なんだよぉ〜」
受付の、たぶん看護師じゃない会計係の姉さんは、困っている。
しばらくその問答がつづき、奥から婦長らしき女性が出てきた。
「○○さん、あのね、この日はね、先生は往診じゃない日なの。」
「でもね、注射しないといけないから、先生、わざわざ出てくるの」
「その日に注射しないと、ダメなの」
「ほかにね、患者さん2、3人来るの」
「だからね、来てもらわないとね、、」
「でもおー 不整脈で死んじゃう・・」
「そお、わかったよぉ・・・ くれば、いいんだね・・・(モゴモゴ)」
しっかし、不整脈はしょうがないとして、たった1日のことなんだから朝早く起きればいいじゃない。 普通、病院a.m.9時からだとして、普段より1時間早いだけじゃない。
聞いてると、どうやら医者は好意でその日早く来て施術するようなのだ。オメェのためにスケジュール組んでるのに、そんなこといっさい聞こうとしない。
医者を100%信頼するのはむずかしい。医者も、なんでa.m.8時に往診なのか、理由をめんどくさがらずに説明するべきである。