東京おとこひとり

語るモノコトのいろいろ

吉本の社長は一般企業のトップと同じだと思うから批判される。

今マスコミをさわがせている吉本興業

東京出身の自分の生活の中に「吉本」への思い入れ、は無いが、吉本があってあたりまえ、の生活をしてきている関西の人たちは、今回の件で、それぞれに違う意見があるだろう。

あの社長の言い訳会見で、やたら注目されているが、彼がマネージャーだった時代から、吉本は、口約束の契約や、何千人もいる芸人たちや、すべて吉本流のやり方でマスコミに芸人を売り出すと同時に利益を上げてきたわけだ。そのやりかたで多くの売れっ子芸人が誕生してきたことを評価したい。

芸人を売り出すと言うのは、モノを売ったり作ったり仕入れたりと言うこととちがい、むずかしいと思う。

今回の事件の結果、コンプライアンスが重要であると言うことで、「これから契約をのぞむ人にはする」らしいが、なるべく反感を買わないように、とりあえず世間に合わせるという、これも吉本の「人の良さ」と「安易さ」が表れている。。

契約と言っても、社員?になるわけじゃないので、いったいどんな契約なのだろうか?

今回のようなことがあったから、たぶん、反社会と付き合ったらクビ、とか、何々をしたら解雇、とかそういう契約で、最低給料(ギャラ)の保証、ではないだろう。

しかし、そんなことしたら芸も無いのに、サラリーマン的意識で安易な人が増えるのではないか?

あの社長の弁護をすると、確かに人として乱暴なところがあり、言動には問題がある人のようだが、しかし、パワハラと言う一般社会のルールの中での違反行為、とすることが、不向き、というか違和感がある。

ひとり暴利をむさぼって私腹を肥やしている不道徳な社長でもなさそうだし、そういった悪人ではなく、ただ尊敬することができない未熟な人格の人、であることが今回、記者会見でわかってしまい、上に立つ人間らしくないわけであるが、普通の会社ではありえないが、ただ、昔からのやり方で発展してきた吉本という歴史のある興行師、マネージメント、の場合は、ただの口の悪い幼稚なオヤジが社長をやっていても、芸人を売り出せる才能があったら、それで芸人はガマンできないだろうか? 売れることが第一である。でも、何かトラブったら事務所が守ってくれる、というのも、もちろんしてくれるだろう。が、今回は訳がちがう。 芸人のほうが最初に「金をもらっていない」と、事務所にウソをついたわけである。そのことを忘れてはいけない。

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社長も会長も、専務も、だれもかれも、みな性格が良くて尊敬できて人として立派で、良い人でやさしくて・・・そんな会社や事務所があったら、そんな理想郷のような社会ってのは、むしろ宗教的で、それこそ、怖い。

ロンドンブーツの亮くんが言っていた「不信感しかない・・・」と感じた理由は、社長がマネージメント力とは別に人格として、尊敬できない未熟で判断力の無い人であり、さらに口が悪かった、ということを、彼らが今まで認識していなかった、ということだと思う。

つまりそれこそが、記者会見の時に社長が言った「コミニケーションが取れていなかった・・・」と言う、「自分がダメなところがあり、わかってほしい」ということじゃないだろうか?(社長が言う言葉ではないが、そこもまた吉本らしさである。)

しかし、今の社長は尊敬できなくても、人として未完でも、本体の吉本興行というバックで彼らは売れたのは事実である。

それでも「けっして許せない」というのなら、パワハラで戦うのもいいし、辞めるのもいい、しかし、相手が誰から見ても、訴えるのにふさわしい人物、会社、であったならいいだろうが、そこまでではない吉本のへの対抗処置としては、良い方法とは思えない。