ろくろく人生レポート

66才からの人生探求レポート

批判することで満足感を得る

 

ブログで、文字を読んでるけど、皆さん、たぶん、自分のあたまのなかで芝居のように感情こめながらしゃべって読んでますよね?(自分だけ?)

否定的で、断定的で、言い切った感じの文章ってありますよね?

それは、頭の中でちょっと怒ってるような風に読んでしまいます。

その人の「怒り」とか「悔しい」とかの感情がたくさんはいってるのを感じます。もちろん、怒りというタイトルがあったりして、そのままなのですが・・・・

「何でこんなこともわからないんだろう?」という不満がたくさん。
政治や選挙などにたいして、そういった文章が多いと思います。

あと予言や宇宙人などの嘘、ホントなどにも。目にみえない感覚的なことに関してなどは、正解も何も、ないのに・・・

 

ある案件に対して、自分が正しいと言い切ったり、相手を間違ってると断言したり、さらに怒ったり、否定したりと・・・

なぜそんなに怒っているのだろう・・・?

批判が好きなのだろうか・・・?

本当にその案件に関しての感情なのだろうか・・・?

と、自分も「こう言う人はまだわかっていない・・・」「自分だけがよければ良いと思っている」など残念だなと書くことがありますが、文脈に怒りや不満は満ちていないと思う(怒っていないから)。静観した「感想」だと自分では思っています。文脈に、強い怒り、強い否定する言葉、ばとうするような言葉使い、全否定に近い言葉・・・そういったものがある文章にたいして言っています。

怒りに満ちた強い否定の文章に出会うと、読んでいて(最後まで読めないが)その人とその文章がとても不自然に感じ、疑問だらけ、になります。

案件自体が問題じゃなく、その人自身の状態に何か”問題”があるんじゃないか?と思いました。

 

そして自分なりに出した答えは、生活、社会、人間関係、病・・・など、自分の周りで、自分のうまくいかない不満や怒りが、まったく違う案件で書いた文章で批判することで「満足感」を得てしまっているのではないか?と思うのです。

こういうのを「やつあたり」というのかな?

それを別案件で怒りの文章として出すことで、不満や愚痴じゃ無くなり、(無意識に)正当な意見のように(思考が勝手に)仕上げているんじゃないか?と思うんです。

 

そう思う理由は、上に書いたように、自分にはなぜ怒るのか、案件にじゃなく怒る感情そのものがわからないからです(わかる人はきっと同じような不満を抱えた人だと思います。)

たとえば、政治が悪い、何々が間違っている・・というのが好きな人がいるけれど、そういっていることが好き(満足感が得られるから)だから?国民代表で意見を言うことが大切だと思っているから?政治に関心をもってほしから?・・・

もうしわけないですが、どれも詭弁という感じにしか受け止められないのです・・・

 

もし、マジにこの件に関しては怒ってるので!というのなら、それは正義感からでしょうか?それだったら、「自分が一番正しいと錯覚していないか?」また、批判することで自分が「優越感を得ていないか?」これらの感情がないかどうか、自分に聞いてみたほうがいいと思います。そして、否定的な意見や考えは、それが正しいと思っていても、否定すると言った感情がこの空間、文脈に生まれてしまい、そのこと自体が問題となってしまう、のではないかと思います。じゃあ、どうすればいいのか?と聞かれたら、自分はそもそも論ずる気持ちや批判を持っていないので困りますが、「何も反応しないでみているだけ」「ただただ無関心」と、なるしかないと思います。そのうちきっと寝てしまうかもしれません。それほど自分には無くていいものです。

 

怒りの文章を書いたりすると満足感が得られるので、一日のフラストレーションの場となり、どんどんとエスカレートしていくと思います。

何だかいじわるな考えのような気がしますが、フラストレーション(不満・怒り)が小さな火種となっていつの間にかどこかにくっついて行き、誰もがそのことに関して怒るようになったり、間違ってると思い込んだり、無意識に洗脳されてしまう気がするのです。なによりも不満・怒りは、たまると知らずに自身の体調がおかしくなります。そうなったときに医者に行っても、意識の問題だと思うので薬ではなおらないのではないかと思います。

 

余談ですが、テレビを観なくなったからかもしれませんが、世の中にたいする不満や不安などが以前は気にしないであったのですが、今は無くなった気がします(ボケたのではなく、、、)。何気なくみていたニュース、政治討論会、勉強番組とかに、知らずに批判をしてしまうような内容や悪事が説明されたりと、心が波立つことを教え、知らなかったのか?!といったフレーズも、これ、危険な気がします。知らないと国民として恥だと、思わせるフレーズです。知ってたほうが良い、、というPRはどんどん悪いほうにエスカレートしていきます。

マービン・ゲイの歌: What's Going On の歌詞にあるように、

Father, father
We don't need to escalate
You see, war is not the answer
For only love can conquer hate
You know we've got to find a way
To bring some lovin' here today

父さん 父さん
これ以上のたたかいはゴメンだよ
わかるよね 戦争が答えじゃないんだ
だって愛だけが憎しみを克服するんだ
僕たちは助かる道を見つけなきゃならない
今日ここに愛をもたらす方法を

・・・・・・・・・

心穏やかに否定する心を無くし、平和をもたらすには、まず、自分が否定的なモノからはなれたり、捨てたりして、不満や不安の気持ちを無くすよう努力するしかない、と思います。

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足袋シューズと能登上布の着物&武藤敬司のソフビニの熊ちゃんでお出かけ。いつものごとく普段の日に着物着てる人一人もみないです。こちらを見る人、をみるのがおもしろいです。