おとこひとり

61才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

美しいか、美しくないか?

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何かを判断するときに、「正しいか,正しくないか?」で判断するのが普通だが、たいていは考えに疲れて無難なほうを選び答えは見つからない。そういうとき、

「正しいか,正しくないか?」ではなく、

「美しいか、美しくないか?」で判断すると良い。と、先に読んだ本に書いてあった。・・・同感である。

美術系である自分は、いつもそういうことを無意識に考えているが、一般職、事務職、公務員、土木作業員、とか、仕事で「美しさ」は関係ないと教えられてきた人達にとって「美しいか、美しくないか?」なんて普段考えたこともないだろうし、それって人の容姿に対する言葉じゃないの?って思うだろう。

建築図面のような、ただの線と記号の図面でも、バランスや線のカタチに無駄が無く「美しい」と、できた建物は美しく完成度が高くなるという。

また、戦争で戦術を参謀するときに、兵士の配置、時間的な移動などなどの戦術が無駄なく作られたものはすばらしい戦術=「美しい」という。

美しいか、美しくなか?を、モノやコトにたいしての判断材料にすればいい。

誰もが美しさを感じるのが人間だだと思うが、美しいと感じるには、自分の心の中の既成概念を壊す必要がある。美しいと感じることは、とにかく生きることが優先である時代には、軟弱だと刷り込まれている。「美」で飯は食えないと。だからきびしい時代を生きぬく時の判断で「美しいか、美しくないか?」などという発想が捨て去られて今に至るわけだ。

しかし、ひとつ問題がある。それは、あなたが「美しい」と感じることができるか?だ。さらに、「美しい」と判断したことが「正しいか正しくないか?」で、また疑問の振り出しに戻ってしまって本末転倒になる。