おとこひとり

61才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

熱い女医

きのう、観るとはなしに観ていたNHKのプロフェッショナルという番組。

(テレビは映画以外はいつも観るとはなしに観ている)

女性外来専門の循環器科の女医だったかな?

とても誠意ある、その女医の物語をかいつまんで書こうと思う。

ちょっとキビシい感じの70代の女医さん、男性社会で後輩男性がどんどん出世してゆく医者の世界で、東大病院を辞めて、ひとり、女性が病む「何だかわからない病気」を専門にクリニックを立ち上げたら、すぐに数ヶ月予約でうまってしまった、ということだ。

更年期障害の女性がなりやすいと言われている原因不明の病で、体がだるく、動くのもしんどい病を専門に研究している。患者は、19才ぐらいから70代ぐらいと、幅広く、他の医者には適当にあしらわれて、どこに行っても解決しなかった人が来る医院。

診察はじっくり40分かけて問診する。でも、患者の顔は見ないで日常の細かい質問をするのが主旨らしい。

そしてハッキリ言う。

「原因なんて関係ないんです。治すことが目的なんです」と。

そう、たしかに自分も医者に行くと、医者は原因を探らない。 医者は、今の状態をどうしたら良くするか? を優先する。

でも、原因をコチラは知りたいのだが、その女医は言う。

「一番の医者な自分自身なんですよ、自分が何をしてきたか、それを見直すことが治すことなんです」

うーむ。たしかに、病になる以前の生活行動を見直すことが、原因を見つけることで、それは自分自身でやることで医者はその手助けにしかならない。とも言う。

熱い女医である。そして今自分がしたいことは体の「衰え」を遅らすこと。加圧ジムに通って、鍛えている。これはすごくわかる。体の衰えは、情熱の減退につながる。

女性の何だかわからない病、更年期における自律神経の乱れ、これは男性、女性関係なくあるが、女医自身も患者と一緒に対処法を試し、模索し、学術的な原因を突き止めようとしている。ここまで真剣に看てくれる医者は聞いたことが無い。

そして最後に、この病の原因がわかったという。それは、脳の血流が悪くなると、その症状が出る、ということ。 体温をサウナのように上げてみると、症状が軽くなることから、患者の脳を調べてその結果を導いた。

普通の循環器科とは違う。また、心療内科に診察してもらいに行きそうだが、女医の診察は「何々科」という柵を越え、まったく違うところある。