おとこひとり

62才おとこがひとり語るモノコトのいろいろ

自称ミニマリストへのイヤミ:2001年宇宙の旅を参考にせよ

2月は29日までしかない月。あと6日間で終わる。

3月ってひびきは、春。

オシャレな人の冬コーデには、コーデュロイやムートンブーツはもう出番は無し。ダウンも色の薄いベージュや白だったら、まだ大丈夫だ。

衣替え、、なんてしてる人、いまは少ないんじゃない?

「わたくしミニマリスト始めました!」なーんて、はずかしげもなく宣言してる人が多いので、クローゼットはオールシーズンの服がかかってるはず。

ミニマリストでーすって、言わないほうが良いよね。だって、それって家が狭いのよ私ん家、貧乏なのよ〜って言ってるのと同じ。賢いライフスタイルね、とはならない。

家が、部屋が、ひろかったら、ありとあらゆる料理道具を買って、洋服もガンガン買って、それでも、部屋が広く使えてる状態でだったら、それでいいわけ。

家族4人でリビングダイニング12畳、キッチン4、5畳、寝室8畳・6畳、収納1.5畳分、というマンションだったら、あたはミニマリストになれる権利があります!

独り住まいでデザイナーズマンションのワンルーム18畳、収納無し、のあなたもミニマリストになれます。

家族3人で敷地50平米の2階建て、というあなたも、充分にミニマリストになれるでしょう。

ということは、日本で中流の家庭はすべてミニマリストになれるのです(イヤミです)。

ミニマリストにあこがれる女は、だらしなくて片付けられない自分が問題なのであって、モノをたくさん持ちたいのか?、持ちたく無いのか?が、あるだけで、少ないもので暮らしたい!って思うのは、ただ、その人の好き嫌いであって、賢い暮らしでも何でもない、ということをまず言いたい。

モノを捨てるんじゃなくて、気持のいい空間を手に入れるには、モノを捨てないでモノ利用して「片付け上手」「整理上手」「ディスプレー上手」になることがステキな自分らしい暮らしが手に入る。フランスのステキな暮らしは捨てないであるものをうまくコーディネートした調和の中にある。

モノを捨てたくなる一番問題は、日本のキッチングッズや雑貨は、ひどい!ということ。デザインもセンスも雰囲気もあったもんじゃない、ダザーイ色とデザインもセンスの無いものばっかりだから、見えるところにおいてあっても雰囲気がでないのだ。これがモノを持ちたく無い、捨てたくなる1番の問題。

だったら無印良品があるじゃないの??って言う主婦、それはありえない。無印の木材や白い樹脂の容器や、そういうのは味のない無機質の雰囲気を出すものであって、無印の家具や雑貨や寝具でまとめた部屋は「お金のない若者の事務所」でしかない。

そこにはただの機能があるだけで、部屋がステキになるために必要なものは、スタンリー・キューブリックの映画「2001年宇宙の旅」のラストシーンを観れば、その答えがある。

この部屋のシーンは究極のミニマリスズムである。これがほんとうのミニマムな生き方だと思う。

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どうです?この整然とレイアウトされ、色彩の統一、バランス、デザイン性の統一感、クラシカルなものとクールなものとの合体、ものが無くシンプルという表現では済まされない完璧さを感じませんか? かなりシュールでアーティスティックであるが、これは良い見本だ。

この究極のイメージと、下にある無印良品のものを使ったインテリアを比べてみて欲しい。

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モノがないスッキリした暮らし・・・でしょうか?確かに生活感は少ないが、それだけのこと。

急きょ建てた、簡易ホテルのよう、安っぽいナチュラルな木材と樹脂の白で、とても子供っぽい。ふしぎなのが、無印の例はとても広い部屋を想定しているということ。広い部屋で安物の家具と雑貨でまとめるのはあまりにアンバランスである。雑貨のレベルが部屋に追いつかない。どうせならすべての雑貨をクローゼットに隠し、ただの白い箱にして欲しい。時計、額縁、収納ボックス、ベッド、サイドテーブル、なにをとっても、ひとつひとつのモノが陳腐すぎて悲しい。

モノを整理しても、捨てずに残ったものが陳腐でデザイン性がなく統一感のないモノたちばかりが残っても、それはステキな暮らしとは言えない。

究極ミニマリズムを知った上でミニマリスト宣言するなる、いろんな方向からもっと勉強しないと恥ずかしい。

 

生活していると、どうしてもモノは増える。だからちょっと増えると旦那に「何で買ってきたの!」なんて文句言ったり。2人、3人、と住んでれば無情にも増えつづける。だったら、旦那も子供も、断捨離しちゃえば!究極のミニマリストになれますヨ。

何もない四角い白い空間・・・。自分が思うに、ひとりだけの寝室を持つことができる家なら、その寝室だけを、ベッドと着替え収納以外、何も無くしたら良いのではないでしょうか?さらに掛け布団もベッドもすべて色を統一して。この部屋は、日々雑多なものが溢れ、溢れないと生きて行けない日常の暮らしから脱却し、瞑想する白い箱。それをひとつ持ってれば、キッチンやリビングなどほかのエリアはキチンと整理されて機能的なモノたちでコーディネートされた暮らし、、で、いいんじゃないでしょうか。

そのほうが活き活きした個性的な自分らしい暮らしができるんじゃないでしょうか?! と、心から思う。

100均のものや無印、ニトリの雑貨を主役にするのは、安っぽいだけでシンプルということではない。小さい部分で使うのはいいが、メインのものや目立つ場所に使うのは避けたほうがいい。ステキな生活をしたいなら中国製、アジア製品は、なるべく主役にしないことだ。

無印良品の提案する部屋が、どこか違和感と安っぽさ、偽物っぽさ、を感じる理由は、ほんらいなら「和室」であるべきものを、無理矢理に洋室にしている、ということだ。

素材はウッドと色は白、そして直線の内装、これは和室の流れのデザイン。和室は基本、部屋の床(タタミ)の上にはモノを置いてはいけないのだ。これが究極の日本のミニマリズム、であるから、無印良品はフローリングやカーペットの洋の部屋を提案するのではなく、純和室の部屋で、雑貨を置かずに提案するべきだ。(雑貨が無いと無印の宣伝にはならないが)

みなさんはミニマムをめざすなら、洋室をやめて和室にリフォームし、床(タタミ)の上に何も置かず、壁に時計や額縁などのムダな装飾をせず、すべて押し入れにしまって暮らしてください。そうすれば必然的に物を買わなくなり、自然と安っぽいモノは買わなくなる。

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